共謀罪の衆議院法務委員会での強行採決が見送られた28日,与党は,姑息な修正案を作成したらしい。その内容は,共謀罪部分に限定すれば,次の【】の部分だという。こんな姑息な修正案に民主党がよもや乗るようなことはないだろうが,このような国民を馬鹿にしたような修正案を出したことについて,与党に抗議しよう!
次の各号に掲げる罪に当たる行為で、団体の活動(その共同の目的がこれらの罪又は別表第一【第一号を除く】に掲げる罪を実行することにある団体である場合に限る。)として、当該行為を実行するための組織により行われるものの遂行を共謀した者は、その共謀をした者のいずれかにより共謀に係る犯罪の実行に資する行為が行われた場合において,当該各号に定める刑に処する。ただし、実行に着手する前に自首した者は、その刑を減軽し、又は免除する。
一 死刑又は無期若しくは長期十年を超える懲役若しくは禁錮の刑が定められている罪 五年以下の懲役又は禁錮
二 長期四年以上十年以下の懲役又は禁錮の刑が定められている罪 二年以下の懲役又は禁錮
2 前項各号に掲げる罪に当たる行為で、第三条第二項に規定する目的で行われるものの遂行を共謀した者も、前項と同様とする。
3 前二項の適用に当たっては,思想及び良心の自由【並びに結社の自由その他日本国憲法の保障する国民の自由と権利を不当に制限する】(原文は「を侵すような」)ことがあってはならず,かつ,団体の正当な活動を制限するようなことがあってはならない。
(原文はここ←)
何が違うのかまったく分からない…。
民主党の修正案の修正案(ここ←)のうち,もっとも,譲ってもかまわない部分を譲っただけのものだ…。
民主党が馬鹿にされたというか,国民を馬鹿にした修正案だ!
このような修正案を出してくるということは,与党がまだまだ国民をなめているということだ。
さらに,反対運動をヒートアップさせましょう!!
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次の各号に掲げる罪に当たる行為で、団体の活動(その共同の目的がこれらの罪又は別表第一【第一号を除く】に掲げる罪を実行することにある団体である場合に限る。)として、当該行為を実行するための組織により行われるものの遂行を共謀した者は、その共謀をした者のいずれかにより共謀に係る犯罪の実行に資する行為が行われた場合において,当該各号に定める刑に処する。ただし、実行に着手する前に自首した者は、その刑を減軽し、又は免除する。
一 死刑又は無期若しくは長期十年を超える懲役若しくは禁錮の刑が定められている罪 五年以下の懲役又は禁錮
二 長期四年以上十年以下の懲役又は禁錮の刑が定められている罪 二年以下の懲役又は禁錮
2 前項各号に掲げる罪に当たる行為で、第三条第二項に規定する目的で行われるものの遂行を共謀した者も、前項と同様とする。
3 前二項の適用に当たっては,思想及び良心の自由【並びに結社の自由その他日本国憲法の保障する国民の自由と権利を不当に制限する】(原文は「を侵すような」)ことがあってはならず,かつ,団体の正当な活動を制限するようなことがあってはならない。
(原文はここ←)
何が違うのかまったく分からない…。
民主党の修正案の修正案(ここ←)のうち,もっとも,譲ってもかまわない部分を譲っただけのものだ…。
民主党が馬鹿にされたというか,国民を馬鹿にした修正案だ!
このような修正案を出してくるということは,与党がまだまだ国民をなめているということだ。
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本日の衆議院法務委員会の様子を一部ですが拝見しました。
民主党の質問に、河野委員はただ同じ原稿を繰り返し棒読みするのみ・・・ご自分では法案のイメージが出来ていないのか?しかたなく委員会に出ているだけなのか?うつむいて。そんな雰囲気で、議論らしい議論も組立てられないエネルギーが消えうせたような審議でした。
野党質問でたじろぎながら「個々の案件で対応する」という言葉と逆な日常的で現実的な議論から逃げた自滅的な説明に終始していましたね。国際条約の条文がきちんと詳細にわたり規定しているのに、なぜ国内の共謀罪がこんなに大雑把なのでしょうか?与党議員さんは選挙区に帰って住民にこの共謀罪について説明したほうが良いと思います。きちんと逃げないで。
なんて思う今日この頃(笑)
次回は5月9日午前9:30からでしたね(^^)
国民投票法についてもいろいろ勉強中ですのでよろしく!です。
こばさん,本当に憲法も危ないですよね…
それより、恐ろしいのは人権保護法案です。
「小泉はアメリカのポチ」というだけで、公安並の権力を持つ人権委員に拘束され、すべてのプライバシーを奪われるのです。
これは人権委員の判断だけで決定されるので、裁判を受けることすら出来ないのです。
権力に骨抜きにされたマスコミは除外ですが、一般人が政治家を批判しただけで人権侵害として引っ張られるのです。
共謀罪及び人権保護法案を廃案にしましょう。
危険性において,共謀罪の方が人権擁護法案をはるかに上回りますよ。
ですが、共謀罪は刑法なので現行犯以外は裁判所の礼状が要ります。
人権保護法案はそれが要りません。
どちらがより危険かの判断は、個人個人にお任せいたします。
人権保護法案も危険な法案であると認識してもらいたいだけです。
曖昧さが存在する時点で法案として通してはならない。
これだけは絶対だ。
いつの間に日本はあの忌まわしい軍国主義の国になろうとしていたのでしょう。