情報流通促進計画 by ヤメ記者弁護士(ヤメ蚊)日隅一雄

知らなきゃ判断できないじゃないか! ということで、情報流通を促進するために何ができるか考えていきましょう

広告

※このエリアは、60日間投稿が無い場合に表示されます。記事を投稿すると、表示されなくなります。

会見のテーマと関連のない訴訟の代理人が会見に出られないのはなぜ?~メディアの中立性とは

2011-04-27 20:58:52 | メディア(知るための手段のあり方)
 東電原発事故に関する会見に先月16日から参加してきたが、統合対策本部の主導で、本部、保安院、東電、文科省、原子力安全委員会の合同で行われるようになったのを機に、私は会見からはずされるようになった。つまり、NPJ(News for the People in Japan)の編集長として申請しても回答が来なかったのだ。人づてに、私が東電を被告とする訴訟(原発とは無関係)の代理人をしているからだという理由を聞いてはいた。しかし、正式な回答がないので、反論すらできないまま時間がたった。今日の会見で岩上さんのスタッフが私のことについて確認してくれ、正式に、代理人であることが理由で許可されないことが細野補佐官の口から説明された。

 これは極めて興味深いことになった。

 つまり、東電から億単位の広告費をもらっている大手メディアよりも単にテーマの違う訴訟の代理人をしている私の方が利害関係が深いということになるからだ。

 いや、それとも、利害関係の深さではなく、敵対的な方向にありうるものは入れないが、友好的な方向にありうるものは入れる、ということなのだろうか。


 実は、本日、裁判所に会見への参加を求める仮処分の手続きを行った。というのも、昨日の会見で岩上さんがマスメディアと広告料の関係について細野補佐官に質問した時、細野補佐官は、仮にこれまで広告料がマスメディアの在り方をゆがめたとしても、この一大事にはそんなことは関係ない、という趣旨の発言をした。それを聞いて、決意した(※)。もし、昨日の深夜を回っても、私に案内が届かなかったら、法的手続きをとるしかない、と。

 
 完全に平等権に反する。広告料をもらっているマスメディアはスルーで記者を送り込める、NPJのほかのメンバーには許可が出ている、私にだけ許可を出さない。その理由は、私が別件の訴訟の代理人をしているから…。

 あえていうが、その別件訴訟によって私が得る利益は、おそらく、時間に換算すれば、事務所の経費すら出ないようなものだ。その仕事をする間、別の仕事をしている方がいいくらいだ。弱者のために、という某先輩の誘いに乗ったのがきっかけの訴訟だ。

 この間、ず~と出席してきた東電の会見で私が関連する訴訟に関係のある質問はしたことはないし、原発事故を伝える際に、その訴訟に関連することに触れたこともない。

 そもそも、東電単体の会見には出ることができていたのに、統合本部という政府、東電混成チームの会見に出ることができないことにも納得がいかない。


 私の東電との利害は、国の一大事よりも大きく、私の取材・報道姿勢をゆがめるのだろうか?

 そもそも、仮に私の取材・報道姿勢がゆがんでいるとしても、それによって不利益を被る可能性があるのは、私から情報を受け取る人であり、東電ではない。東電にいかなる不利益があると言うのか?



 ※「今回の事態はそういう状況をはるかに超えていると思いますよ」
 「大企業でこれまで原発のことでものが言えなかったと言われるような企業やそこに努めている方々もそういう前提を完全になくして判断するような状況になっていると思いますよ」
 「すべての国民がこれまでの前提を白紙にしていろんな議論をすべき時期が来ていると私は思う」(http://www.ustream.tv/recorded/14288549 の14分30秒当たりからご覧ください。細野さんの発言は15分15秒から)

 …私も日本に住む者の一人としてできることをしたいと思っているのに(涙)。




 
◆東電本社の記者会見は、午前11時~正午から始まる昼の部、午後6時半前後に始まる夕方の部の2回。インターネットで生中継と録画配信されている◆

 → ニコ生 http://live.nicovideo.jp/ 

   岩上さんのサイト http://ow.ly/4wCEr



◆以下参考◆


原子炉建屋とタービン建屋の図。クリックで拡大できます。

   ↓

 


【日弁連会長声明】
「東北地方太平洋沖地震による福島第一原子力発電所の事故に関する会長声明」 http://ow.ly/4n21n

●今後想定されるあらゆる事態、並びに、各地の放射能汚染の実情と被曝による長期的なリスクに関する情報、被曝防護に関する情報を正確かつ迅速に国民に提供し、適切な範囲の住民を速やかに避難させるよう求めるとともに、原発の新増設停止、既存原発についても電力需給を勘案しつつ危険性の高いものからの段階的停止を提言



◆参加してみました。クリックお願いします。
   ↓
人気ブログランキングへ

◆持ち込み可視化についてアンケート実施しました。ご協力ありがとうございました。
   ↓
http://blog.with2.net/vote/?m=v&id=57952

【ツイッターアカウント】yamebun


●沖縄への連帯ツイッターキャンぺーン●

【ツイッターアカウント】@BarackObama

【メール】→http://www.whitehouse.gov/contactから


【ツイッター例文】
JAPAN IS NOT US'S COLONY! We won't support US BASE. All US BASE OUT! from our country.

Please HELP Okinawa. 75% of the American bases in JP is in the islands, only 0.6% of JP land. Relocate #Futenma base outside.

Marine in Futenma must go back to your country. There is no place where the base of Marine is acceptable in Japan.

Okinawa and a lot of Japanese oppose the transfer of the Futenma base to Henoko


At least180 MPs of ruling parties say NO to Futenma relocation within Okinawa. Check this http://bit.ly/9jQIW8



【PR】






★「憎しみはダークサイドへの道、苦しみと痛みへの道なのじゃ」(マスター・ヨーダ)
★「政策を決めるのはその国の指導者です。そして,国民は,つねにその指導者のいいなりになるように仕向けられます。方法は簡単です。一般的な国民に向かっては,われわれは攻撃されかかっているのだと伝え,戦意を煽ります。平和主義者に対しては,愛国心が欠けていると非難すればいいのです。このやりかたはどんな国でも有効です」(ヒトラーの側近ヘルマン・ゲーリング。ナチスドイツを裁いたニュルンベルグ裁判にて:Gilbert's Nuremberg Diary)
★「News for the People in Japanを広めることこそ日本の民主化実現への有効な手段だ(笑)」(ヤメ蚊)
※このブログのトップページへはここ←をクリックして下さい。過去記事はENTRY ARCHIVE・過去の記事,分野別で読むにはCATEGORY・カテゴリからそれぞれ選択して下さい。
また,このブログの趣旨の紹介及びTB&コメントの際のお願いはこちら(←クリック)まで。なお、多忙につき、試行的に、コメントの反映はしないようにします。コメント内容の名誉毀損性、プライバシー侵害性についての確認をすることが難しいためです。情報提供、提案、誤りの指摘などは、コメント欄を通じて、今後ともよろしくお願いします。転載、引用はこれまでどおり大歓迎です。
『社会』 ジャンルのランキング
コメント   トラックバック (1)   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 東電原発事故外国人記者向け... | トップ | 【続報あり】東電原発事故会... »
最近の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。

あわせて読む

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL
ブログ作成者から承認されるまでトラックバックは反映されません。
原発広告とメディアの関係 その2 ~ 東京電力とメディアが事故後の広告料金を開示しなければならない理由 (誰も通らない裏道)
東京電力と保安院の記者会見が一本化されて以降、ブログ「情報流通促進計画 by ヤ