情報流通促進計画 by ヤメ記者弁護士(ヤメ蚊)日隅一雄

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内閣官房機密費を受け取ったジャーナリストは告白し、懺悔せよ!~民主党は調査委員会を立ち上げよ

2010-05-05 07:36:50 | メディア(知るための手段のあり方)
 使途が一切公開されない内閣官房機密費が評論家やタレントに渡されていたとの野中広務発言について、肝心の評論家やタレントは、いまのところ、なりを潜めているようだ。しかし、年間1,000万円もの「ワイロ」を受け取っていた評論家が実在するとすれば、それはこのまま放置するわけにはいかない。このGW中にしっかりと自省し、少なくとも、すべての評論家は、次に発言する前に、自分が、政府から金を受け取ったか否かを明らかにするべきだし、民主党中心政権は、「政治とマスメディアと金」の問題について、調査委員会を立ち上げて、この問題を追及するべきだろう。


 ジャーナリストは金をもらったら終わりだ。「Society of Professional Journalists」(ジャーナリスト協会)の「Code of Ethics」(倫理綱領)には次のような一節がある。

【ジャーナリストとしての高潔さを傷つけないようにするため、贈答品、利益供与、手数料、無料の旅行、特別待遇を断り、職業あっせんや政治への関与、公職や公共機関への採用は避けるべきです。】

― Refuse gifts, favors, fees, free travel and special treatment, and shun secondary employment, political involvement, public office and service in community organizations if they compromise journalistic integrity.

http://www.spj.org/ethicscode.asp

 日本のジャーナリストが例外であってよいはずがない。

 そもそも、内閣官房機密費(外務省報償費からの上納含む)の使途が秘密とされてきたこと自体問題だが、ジャーナリストらが自民党政府によって買収され、有権者の判断が誤らされていたことが分かった以上、見逃すわけにはいかない。日本が民主主義国家としての自浄作用があるかどうかが問われているわけだ。

 民主党は、調査委員会を立ち上げて、使途を明確にするべきだ。

 もちろん、もらった側は、調査される前に、いくらもらったのかを告白し、そのうえで、市民に許しを願うべきだろう。

 それをしないで評論やタレント活動を続けることが、どういう意味を有するかをよく考えてほしい。

 マスメディアも、この問題を追及しなければ、単に個々のジャーナリスト、個々のタレントの問題ではなく、マスメディア全体の問題となる。

 未成年者のタレントが喫煙したりすれば追放するが、内閣から金をもらった評論家を使い続けるのだろうか?どちらが社会にとって重大な問題かは、はっきりしている。

 個人的には、金を受け取っていた者に対しては、腹を切って詫びろ、と言いたいくらいだが、金をもらった経緯を詳細に報告することで、ジャーナリストとしての矜持を示してほしいもんだ。

 野中氏がお金の受けとりを拒否されたという田原総一郎氏は、断ることが大変だったという話をツイッターでしている。同氏が政治家への追及と同じようにこの問題の追及に挑むことを期待したい。

【総理大臣などからお金を渡されこれを断るのは非常に難しい。だけどこれを断らなければジャーナリストとしての筋がたたない。苦労して断り続けてきた。断るにはそれぞれドラマがある。そのうちにこのドラマを書きたいと思う。ともかく全く受け取らないでやってきた。 6:41 PM Apr 22nd webから】

【お金の話だが最初に金を提示したのは田中角栄さんだった。貰う訳にはいかないが、断れば喧嘩になる。考えに考えて受け取らなかった。それ以後は楽だった。田中さんに断ったのだから貰う訳にいかない、と言うと誰もが納得してくれた。7:02 PM Apr 27th movatwitterから 】

【野中広務さんが、私が機密費受取を拒否したと語ってくれたそうだ。12:56 AM Apr 28th Keitai Webから】

http://twitter.com/namatahara





【ツイッターアカウント】yamebun

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