日本大学文理学部社会学科・後藤範章ゼミナールの日誌☆

社会学科後藤ゼミナールの実態とゼミ生の生態が一目で分かるゼミ日誌! しかと見れ!!!

ニコライ堂・東京ジャーミー班 (8班)

2006-05-15 18:30:00 | 2006年度

 5月15日月曜日13時。晴れ。
我々ニコライ堂・東京ジャーミー班は
異教・異文化性を見出すべく
JR御茶ノ水駅聖橋口駅に集合。
3年にとってはゼミ初のFW。気合を入れて臨む。

4年班員:長戸、奥山
3年班員:高柳、渡辺、大橋


 出発前にハプニングが。
奥山、高柳両名は各自事情があり参加できず。
後発班として後日FWに向かうことに。
本日集まった長戸、渡辺、大橋の3名で基本情報を収集する。

 ひとまず、FWの前に充電。
マクドナルドにて昼食を取りつつ、
各自持ち寄った資料に目を通し作戦を練る。
我班は異教・異文化を重点的に置くため、
今話題の(?)イスラム教についても資料を持ち寄った。
笹塚・代々木上原にある東京ジャーミーにも
時間があれば向かおうという事になり
ハンバーガーを平らげニコライ堂へと出陣した。

 向かって間もなく、
独特の緑色のドーム状の屋根が見えてきた。
ニコライ堂だ。



 各自敷地内に入る前に、側面から写真を取り捲る。
関係者がいたらインタビューをしなくてはと目を凝らす。
門は開放されており、誰でも中に入ることが出来る。
敷地内に入ると、人がいた。
カメラのシャッターを切る中年の男女。
明らかに観光客である。
しかし、我々が敷地内へ入ると彼らは帰ってしまった。

 彼らに負けずと各自カメラのシャッターを切る。
観光客気分である。
しかし、社会学的考察も忘れない。
我々は観光客ではないのだ。

 しばらく敷地内を探索し、これは!?と思ったものを
各自写真力を駆使して撮影。

 生首がある!
一同騒然しかけたが、聖ニコライの首像だった。
申し訳ない思いでいっぱいだ。



 周囲を散策していると、ニコライ堂はビルに
囲まれていて、
そこだけが独自の文化を形成している感じを受けた。
ニコライ堂の裏手に行くと、日本大学の文字が。



 見晴らしの良さそうなニコライ堂真裏に位置する校舎を発見。
日大の規模の大きさに感謝しつつ入館し、
屋上へ向かい、上からの撮影に成功する。



 左側のHITACHIビルとニコライ堂
異文化同士のコラボレーション。
その後しばらくニコライ堂にて待機するが、
掲示されていた礼拝日時以外何も有力な情報を得ることができず。
後発隊の二人に希望を託す。

 その後神田川の対岸にある湯島聖堂を見学。
孔子の像を見た後、相談の結果東京ジャーミーに向かうことに。
京王線笹塚に降り立ち小田急線方面、南に向かい歩く。
しばらくすると、電車の高架が見えてきた。
歩き疲れた面々に笑顔が浮かぶ。
しかし、電車が通った瞬間
シルバーのボディーに赤と青のラインが目に入った。
これは京王線じゃないか!
我々は途中道を間違え、V字に歩いてしまっていたのだ。
気を取り直し、正しい(と思われる)道を進むと
日本の風景感とは異なった
細く尖ったタワーが見えてきた。
あれだ。
各自に笑顔が戻る。



異彩な空気が漂う正面口。



 東京ジャーミーの「ジャーミー」は
トルコ語で「モスク」のこと。
最大2000人収容可能な日本では大規模な部類に入る
イスラム教施設である。

大理石で造られた礼拝堂入口。



 ここには案内人もおられ、
この場所に造った訳は
何人くらいの信者が日本にいるのか
どの辺りから信者は集まってくるのか
等など。

色々と説明をしてくれた。

 これならいける。
そう確信した我々。
案内人にお土産をいただき、帰路につく。

 後にML内での相談の結果、
イスラム教・東京ジャーミーを
主眼として進めていくことになる。
日本においてのイスラム教の定着性、
そしてイスラム教自体など、
今後調べなければならないことはたくさんある。
良いキャプションを作れるよう、
力を合わせて頑張っていきたい。

 課題をたくさん抱えつつ、夕日を受けながら解散。
お疲れ様でした。



文責:大橋伸哉(2006年度3年ゼミ生)

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