茅場町駅近くの路上で、目撃した不思議な光景。 . . . 本文を読む
昼間や夜のテレビ番組ではいつも、食後やお茶の時間のちょっとした娯楽となる面白い話題を提供している。
大分県のある遊園地で、開園20周年を記念してジェットコースターの「逆乗り」のギネスブック記録大会を開催した。一旦乗ったら、負けを認めるまで降りることができない。たくさんの人が途中でギブアップし、最後に栄冠を勝ち取ったのはころころ太った女子高校生とやせ細った男性サラリーマンだった。その記録は . . . 本文を読む
日本語は難しい。あまりの難しさに、途方にくれることもある。
日本で何年も苦労の日々を過ごしたとしても、他人の言葉を一生懸命まねて勉強しても、日本語を完璧にすることは至難の業だ。
永遠にからみ合っているかに思える複雑な格助詞、副助詞、終助詞。いつもめまいを感じさせられる未然形、連体形、命令形……、あれこれと考えをめぐらして、よし理解できたと実感しても、胸いっぱいに溢れる思いを日本語にし . . . 本文を読む
「今夜飲みに行かないか?」こんな上司の誘いに、どうしても「ノー」と言えないあなた。「アリメール」について知ったら、大喜びするでしょうね。 アリメールは今日本で流行している新しいサービスである。顧客の設定した時間に、顧客の携帯電話に指定した内容のEメールを送ってくれるというものだ。何と至れり尽くせりのサービスではないか。 例えば、ぜんぜん興味がないのにどうしても出席しなければならない集まりがあ . . . 本文を読む
東京・初台の新国立劇場で4月1日から13日まで「カエル」が上演された。中国現代演劇を代表する劇作家、過士行の新作を、鵜山仁が演出。 鵜山仁氏は、文学座に所属し、芸術選奨文部大臣新人賞、千田是也賞、紀伊国屋演劇賞個人賞、読売演劇大賞最優秀演出家賞並びに大賞などを受賞した今の日本演劇界を代表する演出家の一人。去年の秋、紀伊国屋サザンシアターで上演された「朱鷺雄の城」でも好評を博した。 「カエル」は . . . 本文を読む
4月5日の晩、「2006年本屋大賞」が発表され、リリー・フランキーの「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」が大賞を受賞した。 「本屋大賞」は芥川賞や直木賞のように作家や評論家が選ぶ文学賞と異なって、読者に最も近いところにいる書店員が選ぶというものである。彼らはまずそれぞれが「読んでおもしろかった」「もっとたくさん売りたい」本を3冊ずつ選び、その後10冊の候補作に絞り、最後にトップ3冊を選 . . . 本文を読む
日本の代表的ファストフードで最も素朴なものと言えば、「おにぎり」を挙げなければなるまい。小学生のお弁当には欠かせないし、会社員たちもランチで愛用している。観光地に行けば売店で売っており、新幹線の車内販売のメニューにも入っている。 昔ながらのおにぎりは三角形で、外に一枚海苔が巻いてあるだけのものだった。だが最近、子供たちの食欲増進のために、あるいは夫への愛情を示すために、母たちも妻たちも頭を絞っ . . . 本文を読む
先日、表参道のスパイラルビルにある「すぱいらるガーデン」で面白い写真展を見た。 会場に入ると、すぐ脇の白い壁にスクリーンに映し出された鮮やかな航空写真が目を引いた。傍らには「Touch and see目を閉じて触ってください」のメッセージが。目の不自由な人に写真の美をわかってもらおうという風変わりな展覧会だと思った。しかし、このプロジェクトのターゲットはそれだけにとどまらないことをすぐ知るこ . . . 本文を読む
詩人の友人が日本に留学して、何年か働きながら苦学の日々を重ねた。その後、学業を終えて決然と帰国し、文壇に飛び込んで現在はかなり名のある作家になっている。題材には日本に関わるものが多く、闊達な表現でたいへん魅力的な作品を生み出している。この島国の風情から多くの創作のインスピレーションを得て、現在は「東京の女性」と題した長編大作に取り組んでいる。
留学にせよ、観光にせよ、日本に来る華人が最も深 . . . 本文を読む