銀右衛門文庫の経済動向

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5月18日

2017-05-19 | 経済動向
東証1部の騰落銘柄数は値上がり370/値下がり1574と売りが優勢。全面安であったが特に銀行株の下げがきつく、三菱UFJは4%を超える大幅下落。証券会社のレポートを材料にオリンパスが大きく売られた。ほか、月次が失望を誘ったJACRや前期減益着地のフジプレアムなどが急落した。一方、JTや三越伊勢丹など内需の一角には買いが入った。ペッパーフードが月次好調を受けて急伸し、豊田通商との業務提携を発表したソルクシーズはストップ高。ほか、日経新聞で「水素ステーション」に関する記事が取り上げられたことから岩谷産業がしっかりで、澤藤電機や木村化工機などが関連として賑わった。

 リスク・オンのムードを冷やす米国株の急落を受けて日経平均も軟調ではあったが、後場は前場の高安の範囲内での小動きで、19500円台で終えるなど底堅さもうかがえた。きょうは後場に海運株が強含んできたことが注目を集めたが、海運は足元で非常に動きが弱かった業種の一つ。動きの弱かったところが下げ相場で反転するというのは、ここからの下押し圧力が限定的であることを示唆しているとも考えられる。市況関連銘柄などは同様に売り込まれているものも多く、これら4月後半の上昇局面でも見せ場の少なかったセクターの動向を注視しておきたい。一方で、足元強い内需株の中には、連日の上昇で過熱感が強まっているものも見受けられる。消去法的に買いが集中している側面もあり、弱いセクターが反転してきた場合、これらは特段の悪材料がなくても、循環物色で利食い売りの対象になると考える。

あすは上値の重い展開か。大幅安となった米国株が落ち着きを取り戻すかが注目されるが、仮に反発したとしても、トランプ大統領の政策運営に関する不透明感を完全に払しょくすることは難しい。日経平均も2万円トライに失敗した格好となっており、上では戻り売りが待ち構えている。米国株に昨晩の下げの大半を戻すくらいの上昇が見られた場合には、一気に買い戻しが優勢とはなるだろうが、それ以外では買いは手控えられ、米国株が下げた場合には、週またぎへの警戒から売り圧力が強まる展開を予想する。
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