とくしまぶらぶら鳥見散歩

徳島県内をぶらぶら散歩しながら鳥や花などの写真を撮っています。

コシアカツバメⅠ 巣作りから抱卵まで

2013年09月08日 | 日記
 6月20日、巣立ち前のツバメの観察をしていると、直ぐ近くの軒下にコシアカツバメが巣を作りかけているのに気が付きました。泥の色が同じなので本日より作り始めたばかりではないかと思われます。珍しいコシアカツバメが巣を作りかけてくれたことに感謝し観察させて貰うことにしました。


6月21日、結構大きな泥の塊を咥えて来ました。ツバメの巣のように藁クズ等はほとんど混じっていません。


6月22日、今日は相当はかどったようです。いったい何往復したのでしょう。泥を取ってくる場所はここから100mもない田圃のようです。それでも相当の距離になると思います。


6月24日、今日は反対方向から見ています。端はもう天井に届きました。


6月26日、この日は雨でしたが天井に届く部分が大きくなりました。だんだん徳利型になる過程が見えてきました。左の巣はほとんどはかどりませんでした。


6月28日、動きが止まりました、遂に完成したようです。もっと入口が絞り込まれるかなと思いましたが。


6月29日、反対側から見たところです。左の巣は徳利にならずに終わりました。


6月30日、夕方右の巣に2羽が入っているのを確認しました。


7月1日、何時から抱卵が始まるのか知りたいですが、この巣では抱卵しているところが見られません。状況から判断するしかないと思いますが果たして出来るでしょうか。昼過ぎには2羽が揃って飛んでいました。


7月4日、午前中2羽が飛んでいました、午後は近くの電線に2羽が止まっていました。巣は増築され入口が少し狭くなりました。


7月6日、近くの電線に1羽が止まっていました。


巣には別の1羽が入っていました。抱卵が始まったのか未だなのか判断が付きません。


7月9日、今日は電線に2羽が止まっていました。そのうちの1羽です。


7月11日、夕方電線に1羽が止まっていました。そこへ巣から出てきた1羽が加わりました。何時から抱卵が始まるのでしょう。


7月13日、1羽が巣から覗いていましたが、巣の中の様子がさっぱり分かりませんので状況が掴めません。


7月14日、夕方2羽が顔を出していました。


7月19日、1羽が電線に止まっていました。


もう1羽は巣から顔を少しだけ覗かせています。もう抱卵は始まっていると考えられます。


コシアカツバメの観察は難しいです。巣の中の様子が全く分からないからです。ずーっと張り付いていれば出入りは分かりますが、そういう訳にもいきません。
結局抱卵の気配は掴めませんでした。孵化から逆算すると13日~15日辺りから抱卵していたのではないかと思います。この頃も2羽で飛んだり、電線に止まっていたことがありました。長時間でなければ巣を空ける事もあるでしょう。巣から顔を出していなければ居るのか居ないのかも分かりません。
これは観察回数を重ねて状況を判断できる目を養うしかないと思いました。



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