とくなが久志●奮闘録

参議院議員・とくなが久志です。日々の活動で感じたこと、考えたことをご紹介しています。

■蓮池透さんの話

2009年02月03日 | とくなが久志●奮闘録

2月3日(火)

 今日は節分の日。
毎年、鬼の面を被らされて、
子どもたちから豆を投げつけられている。
今年はそれが出来ないが、
子どもたちだけでやっているのだろうか?

 夕方、『民主党朝鮮半島研究会』の勉強会で、
拉致被害者の蓮池薫さんの実兄の蓮池透さんの話を聞く。

 拉致された蓮池薫さんは、
北朝鮮へ連れて行かれた当初は、
必ず日本政府が救出にきてくれるものだと信じていたという。

 ところがいつまでたってもその兆候がなく、
日本へ帰国することを諦めたとのこと。
帰国を諦めることが、
北朝鮮で生きるためのプラス思考になったというから、
本当にやるせない思いがする。

 日本政府としていろいろと言い分はあろうが、
少なくとも蓮池さんたちが拉致されて24年間、
政府として何もしなかったのは事実。
その不作為はやはり責められてしかるべきである。

 また、政府は「対話と圧力」というが、
経済制裁など「圧力」一辺倒で何も成果があがっていない以上、
段階的に経済制裁を解除していくなど、
「対話」に向けたアプローチをすべきだと話されていた。

 もちろん、この主張は家族会のそれとは正反対のもの。
私もどちらかと言えば「対話」に舵をきるのには慎重な部類である。

 ただ、拉致された方および家族からすれば、
国の政策の一貫性や正当性よりも、
1日も早く帰国させて欲しいというのも本音だと思う。

 要は目的はただ一つ。
拉致被害者の救出である。
そのための複眼的なアプローチが常に検討されないといけないと感じる。


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2 コメント

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弱腰外交 (カジ)
2009-02-04 00:16:49
拉致の問題は何ともやるせない気分にさせられる。
近くて遠い国、北朝鮮。帰ってこられた方達は本当に良かったと思う。
しかし、横田ご夫妻は本当に生きているならめぐみさんに早く会わせてやりたいと誰もがおもっているのではないでしょうか。有本さんや他の拉致被害者達に一刻も早くいい結果となるよう誰もが願っている。
しかし、北朝鮮との外交は膠着状態にある。
日本国を守り、日本人の生命と財産を守らなければならない日本の政府はしっかりと責任を果たしていると言えるだろうか。

北方領土は日本固有の領土であるのもかかわらず60数年の間ロシアに不法占拠されたままである。
墓参りもままならない状況というのに・・・・・・。
北方領土は永久に返して貰えないのだろうか。
日本政府は心が痛まないのだろうか。

竹島問題、東シナ海の油田問題、尖閣諸島問題、対馬諸島の韓国の土地買いあさり問題等々日本はただ単に話し合い等とのんきな事を言っている場合なのだろうか。

民主党政権になったらこの問題をどのように解決するのだろうか。
絶対に自民党の弱腰外交、先送り外交をまねしてはならない。
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麻生首相は詐欺師! (ヨシダ)
2009-02-04 14:43:47
民主党の前原副代表が、首相を詐欺師呼ばわり

2月4日11時9分配信 産経新聞

麻生太郎首相と全閣僚が出席して4日午前に行われた衆院予算委員会は、質問に立った民主党の前原誠司副代表が首相を詐欺師呼ばわりし紛糾した。

前原氏は道路特定財源の一般財源化に伴い新設された「地域活力基盤創造交付金」の使途が主に公共工事にあてられることを強調し「首相は“やるやる”詐欺の常習犯だ。選挙をやるといってやらない。一般財源化もやるといってやっていない」と批判した。

 これに首相は「詐欺というのは犯罪だ」と応戦。さらに衛藤征士郎委員長が前原氏に「無礼な言論をしてはいけない」と注意すると、民主党議員が委員長席を囲み、騒然となった。

 前原氏の発言はエスカレートし、公益法人の在り方について首相が「事前通告がない」と答えると「そんな答弁するなら家で寝ていたほうがましだ。税金泥棒だ」と言いたい放題だった。
                  ↑
麻生の国会答弁ほど面白くない答弁はない。官僚が書いた答弁書をひたすら失言のないよう棒読み、棒暗記まったくつかみ所のない面白くもない答弁を繰り返しいるだけではないか。
記事を読んで、前原さんに元気を貰った!久しぶりに前原節が冴えているな!、久し振りに思わず「そうだ!その通りだ!」と叫んでしまった程である。
ほとんどの国民が自公政権に嫌気をさしているのだから前原さんの言った事も民意だ!恐れる事はない、もっと言いたい事を言って欲しい。
民主党の全ての議員さん達もつかみ合いになるぐらい、きつく言った方がいい。
かって吉田茂は「バカヤロウー」解散をして議席を伸ばした前例もある。
もっと口汚く罵り解散に追い込んで欲しい。それも民意でありますから・・・・・・。
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