皆様こんにちわ!久々すぎてこの日記の事、忘れてはいませんか??笑
そんなあなたは「あ~そういえば研究員ってやついたなー」と思い出して下さい(^^)
今回で六回目のギャラリー訪問です しかも、ついに先生抜きで一人で活動する時がやってきました・・
でも訪問する日の前日とか案外落ち着いてました。何ででしょう?レセプションパーティがないから?前に行ったギャラリーだから?
・・・それとも今回は作家さんもいないから・・???
まぁ勿論それらも中には入ってるやろうけど、心配したり不安に思ってても明日は絶対やってくる。
それならいっそ気楽な状態で向かった方がお得なのでわ?と。
どうせ色々考えても解決せえへんのやしね(笑)結果一緒ならうじうじしてる時間が無駄や・・
ちょっと自分成長した? いや、今だけ何故か強気なんかもしれません(゜∀゜)ゞ
よーーーー分からん!!
この心持ちいつまで続くか・・・
今回訪問させていただいたギャラリーは以下の通りです
gallery 176
〒561-0851 大阪府豊中市服部元町1-6-1
tel/fax: 06-6866-2271
e-mail: info@g-176.net
webアドレスはこちらになります‐‐‐→http://g-176.net
(こうして見ると一冊の本のようですね~。)
柳 銀珪 写真展 「大陸的日常」
2008年12月13日(土)~12月21日(日)*水曜休廊
12:00~18:00(最終日17:00)
作家の柳さんは韓国人の方なんですが、今回の写真展では作家不在ということなんで本人の写真は撮れませんでした。
皆様は1966~69年頃に中国で起こった文化大革命をご存知でしょうか??
恐らく知っておられる方は沢山いらっしゃるとは思いますが・・・恥ずかしい事に私はその名前を聞いても今一ピンとこなかったんです;
そこでちょいとばかり調べてみたんで、簡単かつ大まかにここで説明したいと思います。
文化大革命(正式名:プロレタリア文化大革命)とは大勢の人達を巻き込んだ政治闘争のことで、当時はあの毛沢東が主導者となって各地で殺戮や弾圧が繰り返されました。
そのため多くの犠牲者が出て、その数は二億前後に及ぶとも言われています。
一般市民は勿論、僧侶達や多くの知識人までもが暴行や中傷などを受け、亡くなったり、その苦しさに耐え切れず自ら命を絶った者も少なくありません。
また、この文化大革命は毛沢東思想を支持する学生により結成された団体“紅衛兵”も深く関わっていました。
10代の少年少女が多く加わり拡大していったこの紅衛兵は、しまいには過激な運動に走り、多くの人々に暴行を加え死傷させたと言われています。
そして最終的には毛沢東でさえもがこの団体を統制しきれなくなる程、勢力が強まっていきました・・。
文化大革命自体は三年間ということになってはいますが、その後も色々と尾を引いたので中国では“動乱の十年”という風に呼ばれています。
現在柳さんは中国の大学で写真を教えています。
そして今回展示されていたのは、本当の文化大革命当時の写真(左)と、柳さんの教え子達が再現した文化大革命を撮った写真(右)とを比較したものです。
私が撮った写真では小さくて見難いかもしれませんが・・・
特に女の子達の写真が印象的でした。強さが滲み出てるというか。
何故なんでしょう。。。やっぱり全然表情や立ち振る舞いが違うんですよねぇ。
本当に文化大革命を体験した人達の顔はどこかキリッとしてて、真っ直ぐ先を見つめる視線に熱いものを感じます。
暗い時代だったはずなのに、なんでこんなに生き生きしてるんだ!?眩しいくらい・・そう言いたくなるくらい。
私の勝手な見方やけど・・「私達は正義だ!!何も間違ってはいない。」っていう声が聞こえてきそうです。
ポーズにも締まりがあってキビキビしてるし、すごく団結力を感じる。一人ひとりがどーのこーのじゃなくて、皆で一つ!!みたいな。
まぁ、これは政治宣伝写真だから余計そう見えるのかもしれませんね・・。
それでも何となく、毛沢東が紅衛隊を統制しきれなかったのも分かる気がする。若者って反骨精神が大きいやろうし、
出来ない事はないってくらい自信に溢れてる感じがするもん。特にその当時の若者達は 今は・・・ね・・。
だからこそ間違った方向へ熱くなってしまったら取り返しがつかないような事にもなりかねないんじゃないか・・。
一方現代の大学生は服装、ポーズなどで当時の様子を真似て再現してるけど、やっぱりどこか柔らかい。
それに皆バラバラで隣の写真みたいな団結力はないように思う。
これじゃぁ前に進めないよ!!!っていう感じです(笑)
でも仕方ないですよね;実際に紅衛隊なわけでもないんやし・・;
自国の暗い歴史・・・知らなくても生きていけるし、過去のものだから自分達とはあまり関係ない・・って思う若い人達も多いと思います。
真実を知っていったら暗くなるだけだとか、よく分からないから知ろうともしない人もいるやろうし。
表面ばかりが気になって内面まで知ろうとする気がなかったり・・。
それに、その時代を過ごした人が真実を語ってくれない限り、私達は“本当の歴史”を知ることが出来ません。
教科書やそこらで知れるのは限度があるし。
話を聞いたり映画をみたりしてその時深いショックを受けても、違う日には平気で戦争の真似事やポーズをしてみたり・・
私だって頭に手をやるポーズ→(゜∀゜)ゞとかしちゃう時あるしなぁ。しかも悪気とか感じてない上、意味もよく知らずに形だけ真似たり・・
これからどんどん月日が立てば、暗い歴史を体験した事を語れる人もいなくなり・・私達が成長して次の世代が出てきて・・・・・
そういう風に時代が過ぎていったらどうなるんだろう・・資料はたくさん残っていてもそれをしっかり語れる人がいるのだろうか?
と、ふと考えてしまいました。
自国のことなのに国民がよく分かっていない、表面しか興味を持っていない、真剣に知ろうとしない・・・これって何だか悲しいですね。
このことを柳さんみたいに、他国の人から見たら余計不思議に思われるのかもしれない・・・
何でもっと知ろうとしないんだ!?自分の国のことなのに・・って。
(赤い花が写真の女の子達を表しているようにも思われました)
今回の研究員活動では今までと違い、歴史を扱った作品だったから感想を述べるのもとても難しいのですが、
自分なりに感じたものはかなり大きかったです。考えさせられるというか・・
私みたいなのがあれよこれよ・・と述べるのが申し訳なくも思ってきますよ(笑)
それと・・・ギャラリーに行った時、ディレクターの友長さんと沢山話をさせていただいてとても楽しかったです\(^o^)/
奥様にまで紹介していただいて・・・笑
こういう展開になるとは思わなかったので、帰り道は寒かったけど何だかホカホカしてました
それと・・・
服部駅のホームに突き出る木 前に来た時も驚いたけど、周りの人は誰も驚かないんですよねぇ(・・;)
たぶんこの駅をよく利用してて見慣れているからやと思うけど・・・
今回はせっかくなんで写真を撮っときました
いつからこの木があるのか分からないけど、伐らずに残してるとこが素敵です
まさに駅の大黒柱ですね!!
そんなあなたは「あ~そういえば研究員ってやついたなー」と思い出して下さい(^^)
今回で六回目のギャラリー訪問です しかも、ついに先生抜きで一人で活動する時がやってきました・・
でも訪問する日の前日とか案外落ち着いてました。何ででしょう?レセプションパーティがないから?前に行ったギャラリーだから?
・・・それとも今回は作家さんもいないから・・???
まぁ勿論それらも中には入ってるやろうけど、心配したり不安に思ってても明日は絶対やってくる。
それならいっそ気楽な状態で向かった方がお得なのでわ?と。
どうせ色々考えても解決せえへんのやしね(笑)結果一緒ならうじうじしてる時間が無駄や・・
ちょっと自分成長した? いや、今だけ何故か強気なんかもしれません(゜∀゜)ゞ
よーーーー分からん!!
この心持ちいつまで続くか・・・
今回訪問させていただいたギャラリーは以下の通りです
gallery 176
〒561-0851 大阪府豊中市服部元町1-6-1
tel/fax: 06-6866-2271
e-mail: info@g-176.net
webアドレスはこちらになります‐‐‐→http://g-176.net
(こうして見ると一冊の本のようですね~。)
柳 銀珪 写真展 「大陸的日常」
2008年12月13日(土)~12月21日(日)*水曜休廊
12:00~18:00(最終日17:00)
作家の柳さんは韓国人の方なんですが、今回の写真展では作家不在ということなんで本人の写真は撮れませんでした。
皆様は1966~69年頃に中国で起こった文化大革命をご存知でしょうか??
恐らく知っておられる方は沢山いらっしゃるとは思いますが・・・恥ずかしい事に私はその名前を聞いても今一ピンとこなかったんです;
そこでちょいとばかり調べてみたんで、簡単かつ大まかにここで説明したいと思います。
文化大革命(正式名:プロレタリア文化大革命)とは大勢の人達を巻き込んだ政治闘争のことで、当時はあの毛沢東が主導者となって各地で殺戮や弾圧が繰り返されました。
そのため多くの犠牲者が出て、その数は二億前後に及ぶとも言われています。
一般市民は勿論、僧侶達や多くの知識人までもが暴行や中傷などを受け、亡くなったり、その苦しさに耐え切れず自ら命を絶った者も少なくありません。
また、この文化大革命は毛沢東思想を支持する学生により結成された団体“紅衛兵”も深く関わっていました。
10代の少年少女が多く加わり拡大していったこの紅衛兵は、しまいには過激な運動に走り、多くの人々に暴行を加え死傷させたと言われています。
そして最終的には毛沢東でさえもがこの団体を統制しきれなくなる程、勢力が強まっていきました・・。
文化大革命自体は三年間ということになってはいますが、その後も色々と尾を引いたので中国では“動乱の十年”という風に呼ばれています。
現在柳さんは中国の大学で写真を教えています。
そして今回展示されていたのは、本当の文化大革命当時の写真(左)と、柳さんの教え子達が再現した文化大革命を撮った写真(右)とを比較したものです。
私が撮った写真では小さくて見難いかもしれませんが・・・
特に女の子達の写真が印象的でした。強さが滲み出てるというか。
何故なんでしょう。。。やっぱり全然表情や立ち振る舞いが違うんですよねぇ。
本当に文化大革命を体験した人達の顔はどこかキリッとしてて、真っ直ぐ先を見つめる視線に熱いものを感じます。
暗い時代だったはずなのに、なんでこんなに生き生きしてるんだ!?眩しいくらい・・そう言いたくなるくらい。
私の勝手な見方やけど・・「私達は正義だ!!何も間違ってはいない。」っていう声が聞こえてきそうです。
ポーズにも締まりがあってキビキビしてるし、すごく団結力を感じる。一人ひとりがどーのこーのじゃなくて、皆で一つ!!みたいな。
まぁ、これは政治宣伝写真だから余計そう見えるのかもしれませんね・・。
それでも何となく、毛沢東が紅衛隊を統制しきれなかったのも分かる気がする。若者って反骨精神が大きいやろうし、
出来ない事はないってくらい自信に溢れてる感じがするもん。特にその当時の若者達は 今は・・・ね・・。
だからこそ間違った方向へ熱くなってしまったら取り返しがつかないような事にもなりかねないんじゃないか・・。
一方現代の大学生は服装、ポーズなどで当時の様子を真似て再現してるけど、やっぱりどこか柔らかい。
それに皆バラバラで隣の写真みたいな団結力はないように思う。
これじゃぁ前に進めないよ!!!っていう感じです(笑)
でも仕方ないですよね;実際に紅衛隊なわけでもないんやし・・;
自国の暗い歴史・・・知らなくても生きていけるし、過去のものだから自分達とはあまり関係ない・・って思う若い人達も多いと思います。
真実を知っていったら暗くなるだけだとか、よく分からないから知ろうともしない人もいるやろうし。
表面ばかりが気になって内面まで知ろうとする気がなかったり・・。
それに、その時代を過ごした人が真実を語ってくれない限り、私達は“本当の歴史”を知ることが出来ません。
教科書やそこらで知れるのは限度があるし。
話を聞いたり映画をみたりしてその時深いショックを受けても、違う日には平気で戦争の真似事やポーズをしてみたり・・
私だって頭に手をやるポーズ→(゜∀゜)ゞとかしちゃう時あるしなぁ。しかも悪気とか感じてない上、意味もよく知らずに形だけ真似たり・・
これからどんどん月日が立てば、暗い歴史を体験した事を語れる人もいなくなり・・私達が成長して次の世代が出てきて・・・・・
そういう風に時代が過ぎていったらどうなるんだろう・・資料はたくさん残っていてもそれをしっかり語れる人がいるのだろうか?
と、ふと考えてしまいました。
自国のことなのに国民がよく分かっていない、表面しか興味を持っていない、真剣に知ろうとしない・・・これって何だか悲しいですね。
このことを柳さんみたいに、他国の人から見たら余計不思議に思われるのかもしれない・・・
何でもっと知ろうとしないんだ!?自分の国のことなのに・・って。
(赤い花が写真の女の子達を表しているようにも思われました)
今回の研究員活動では今までと違い、歴史を扱った作品だったから感想を述べるのもとても難しいのですが、
自分なりに感じたものはかなり大きかったです。考えさせられるというか・・
私みたいなのがあれよこれよ・・と述べるのが申し訳なくも思ってきますよ(笑)
それと・・・ギャラリーに行った時、ディレクターの友長さんと沢山話をさせていただいてとても楽しかったです\(^o^)/
奥様にまで紹介していただいて・・・笑
こういう展開になるとは思わなかったので、帰り道は寒かったけど何だかホカホカしてました
それと・・・
服部駅のホームに突き出る木 前に来た時も驚いたけど、周りの人は誰も驚かないんですよねぇ(・・;)
たぶんこの駅をよく利用してて見慣れているからやと思うけど・・・
今回はせっかくなんで写真を撮っときました
いつからこの木があるのか分からないけど、伐らずに残してるとこが素敵です
まさに駅の大黒柱ですね!!