すいーと雑記帳

とっこの独り言

沖縄出身の元米兵・比嘉さんがアメラジアンスクールを訪問

2011-10-16 20:45:55 | 日録・雑感など
10月14日 FRI  29℃ 
まだ少し腰に違和感がありますが、なんとか一通りの家事はこなせるようになりました。

昨日、次男Gから電話をもらって、夕方のNHK「ニュースおきなわ610」という番組で彼の職場であるアメラジアンスクールが取り上げられているから、というので、母と二人、テレビの前にかじりついて見ていました。

世界のウチナーンチュ大会で、ハワイから来沖しておられる比嘉武二郎さんという88歳のご老人が、アメラジアンスクールを訪ねて生徒たちに話をされる様子が報告されていました。


比嘉さんは、両親に死別した後、14歳の時に姉を頼ってハワイに移住されましたが、その後太平洋戦争が勃発して、日系人が敵視されて強制収容所に入れられる中、それを避けるために米軍に志願して米兵となります。そして皮肉にも故郷・沖縄へ派遣されて、洞窟に隠れている沖縄の住民たちに投降を呼びかける役目を与えられます。「出て来なさい、アメリカは水も食べ物も持っているから」などとウチナーグチ(沖縄の言葉)で投降を呼びかけたけれど、それに応じて投降した住民は少なかったそうです。
比嘉さんは、日米のはざまに立たされた自分のつらい経験を生徒たちに語りながら、アメリカと日本、二つの国にルーツをもつ生徒たちに戦争の酷さ、平和の大切さを訴えて、両国にルーツを持つ生徒たちこそ、その懸け橋になれるとおっしゃっていました。


アメラジアンスクーースの子どもたちは、みんな真剣な顔をして聞き入っていました。(生徒たちはみんなとても可愛い、考え深そうな顔をしているのに感嘆しました!)

Gも最初の挨拶らしきところとか、教室の横に立っているところとか、チラチラと写っていました。

今日(16日)で、「世界のウチナーンチュ」大会が閉幕しました。また5年後に開催されます。


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