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シーズン2

民事訴訟法で1問(11)

2011年02月06日 00時37分00秒 | 民事訴訟法過去問

 

 管業試験の民事訴訟法の問題から,「少額訴訟」制度についての基本問題。

 いつものようにマンションのお話(管理費の滞納)がべースになっていますが,聞かれていることの論点からして,当然,貸金試験ともつながっていますので,貸金試験受験者の方にとっての対策としても十分すぎるものがあると思います。

                 「問題」

 マンションの滞納管理費を請求するために、民事訴訟法(平成8年法律第109号)に定められている「少額訴訟」を利用する場合に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

 1 少額訴訟を提起する場合は、必ず簡易裁判所の調停を経なければならない。

 2 少額訴訟を提起する場合、原告は管轄の地方裁判所、又は簡易裁判所のいずれかを選択することができる。

 3 少額訴訟においては、被告は反訴を提起することができない。

 4 少額訴訟の審理においては、訴訟代理人が提起されている場合でも必ず当事者本人が裁判所に出頭しなければならない。

       (平成18年度 管業試験 問11)

 


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