特定行政書士 徳能ブログNEO

特定行政書士とくさんのちょっと得するかもしれないお話  
シーズン2

宅建民法は非常に難化しましたね・・・

2014年10月20日 17時49分23秒 | 宅地建物取引主任者試験

 今年の宅建民法は,非常に難しいという評価でほぼ確定的になっています。

 10問中6問あたりまで取れていれば十分という感じかもしれません(場合によっては5問程度でも合格圏内)・・・

 問10の相続の問題を初めとして(これが今年の民法の最強問題),問8の不法行為は判例からの難問。

 問9の後見人に関する問題は,問題の位置づけ的に,総則編からではなく親族編からですからね・・・

 これなどは行政書士試験で聞かれても特別違和感はないと思います。

 今後は,完全に宅地建物取引に関する法律の専門家というスタンスで行くのであれば,来年度の取引士試験移行後は,相当の覚悟が必要になってきそうな感じがします。


今年の宅建(試験)はやや難・・・

2014年10月20日 12時34分33秒 | 宅地建物取引主任者試験

昨日,最後の宅建主任者試験が終了しました(受験された方,お疲れさまでした)。

本日の不動産適正取引推進機構の発表によりますと,

受験者数は192,053人

受験率は80.6%

(速報値)

ということで,いずれも昨年より上昇(アップ)です。

きのうは天気が良かったですからね(今年は状況的にも欠席しにくかったと思います)。

もうすでに解答番号は出揃っていますね。

今年は,珍しく?いまのところ解答割れを起こしている問題はありません。

肝心の試験の難易度ですけど・・・

単純に問題のみを見たところでは,全般的に昨年度とそれほど大きくかけ離れた感じはしませんが,やや難の印象があると思います。

個数問題はトータル7問(民法1問,宅建業法6問)で昨年より増加しました(昨年はトータル5問)。

権利関係では,やはり民法の難易度が高いと思います(今年,このレベルですと,来年の取引士試験になった後はいったい?)・・・

条文を聞く問題(問1)は定着してきました。

問10の相続の問題は,やはり図を書いて冷静に対応したいところ(ここは結構苦戦されたのでは?と思います)・・・

問11の借地借家法の問題もちょっと例年とは違う切り口になっています。

この分野では,民法以外の区分所有法不動産登記法等で取りこぼしてしまいますと,かなり厳しくなってしまいましたね・・・

宅建業法は来年からの制度改正に向けて,難しくしようとしてきているのは確かで,個数形式の問題が多数出題されました・・・

この分野はこの手法を取る以外にないんですよねぇ・・・

とは言え,ここから取りまくりませんと,どうにもならないというのが事実・・・

法令上の制限の分野は,昨年とほとんど変わらないレベルではないか?と思います。

5問免除問題の中の問50(コンクリート関連)などは,完全にマン管,管業試験の論点で,一般の受験者の方で,これらの試験を併願される予定の方は絶対に落とせないところだと思います。

全般的に見て,単純に問題の難易度だけで判断しますと,やはり昨年の33点レベルよりは,やや難という感じがしますね・・・

ただ,(なにぶん)昨年よりも受験者数が増加(5,000人以上増)していますからね・・・

一般の受験者のみならず,当然のことながら登録講習修了者(5問免除者)の方の数もかなり増加していますので(平均点も比例して上昇),このあたりが合格ラインにどう影響を与えるのか,というのがポイント・・・

いまの感じでは,33点あるいは32点ラインのような気がしますけども(あくまで私見)・・・

今後何か新しい情報が入り次第,随時お伝えしたいと思います。


今年の行政書士試験の申込者数が発表になりました

2014年10月20日 09時09分39秒 | 行政書士試験

昨日,最後の宅建主任者試験が終わりましたね(きのうの宅建の難易度等については,お昼ぐらいにでもコメントしたいと思います)。

いよいよ次は行政書士試験ということになってきました。

その行政書士試験についてですが,

先ほど(一財)行政書士試験研究センターより,今年の試験の申込者数が発表になりました

それによりますと今年の試験の申込者数は62,172人ということです。

やはり(大方の予想どおり)昨年25年度よりもかなり減少(約8,700人減)ということになりました。

申込者数がこの人数ですと,実際に試験会場に向かわれる受験者の数は約45,000人~47,000人程度になりそうですね(状況的に合格者数は5,000人までとどかない可能性が大です)。

こういうことも頭の中にちょっと入れながら,気合を入れなおして勉強を続けていくようにしましょう(受験者の方は,一財 行政書士試験研究センターのホームページで,ご自身が受験される都道府県に関する申込者数を確認しておくように)。

本試験日11月9日まで残り20日