赤い水性の部屋

あくまでも赤い水性個人のページですので、吹奏楽とは関係ない内容もあります。みなさんのコメントをお待ちしています。

日本の夏、緊張の夏

2007年05月27日 | Weblog
 コンクール対策といっても特別な対策なんてあるわけがない。受検対策といって、特別な勉強がないのと同じで、やるべきことをやり残さず、きちんとやるしかないのである。
 そのためまず一番大切なことは、やる環境を作ること。非行問題や授業態度が悪くて、受験対策もくそもない。与えられた時間はすべての人に平等、一日は24時間しかないのである。どうでも良いことに時間やエネルギーをかけていてはいけないということだ。
 レッスンを受ければ上手くいくというのもウソ。塾に行けば受験対策は完璧かというと、そうではないのは誰でも納得ができるだろう。塾へ行くのも一つの方法で、それがすべてではない。塾へ行けば受験が上手くいくと思っている人がいるから、始末に終えないのも事実だが・・・結局は自分がやるしかないのだから。
 ようは何が大切で、どうすることが目標達成に近づくかをしっかりと考え、実行することが重要だと思う。四の五の言わないで、ただじっくりと。コレしかない。特別な方法、近道、有効な手なんて世の中にはない。やる気を出すのもやる気をなくすのも自分がスイッチを入れるかどうかなのだ。

 今年はまだコンクールの夢を見ない。毎年3回は見る。大体いつもは、2回は落ちている夢で、1回は、めでたくも通っている夢。夢を見ないから夜中にも起きることなく、なぜかよく寝ている。自分もまだまだだな。緊張していない。夏が近づくと緊張してくるのに・・・まさに、

 日本の夏、緊張の夏

 まあ、まだ、課題曲の『ナイルの守り』も80以上で演奏していないし、できないし、しかも自由曲なんて、テンポもくそもなく、音の確認や個人、パート、合奏練習もできていないという、その曲に聞こえない状態だから緊張する理由がないのが正直な話。
 でも、この土日で彼ら、彼女らの演奏は飛躍的に向上した。いやあ、ホント上手い(時がアル)よね。わが生徒ながら感心する(時がアル。しかもかなり稀だが・・・)。やっぱり江南の子、いざというときには火を噴く力を持っていると思うから、優勝を目指して暴れて欲しい。あと2週間、早く眠れない夜が来るくらい、緊張するくらい(つまり優勝が狙えそうなくらいの)の状態になってくれることを期待したい。