野老の里

奥武蔵をメインに日帰りの山歩きを中心としたブログです

奥武蔵へようこそ 平成29年12月26日 高水山から棒ノ嶺を経て滝ノ平尾根を下る

2018年01月03日 | 奥武蔵へようこそ
(棒ノ嶺頂上)

JR青梅線御嶽駅の北にある惣岳山・岩茸石山・高水山は総称して高水三山と呼ばれている。奥多摩入門の縦走ルートとして親しまれていて、特に展望の良い岩茸石山を目指して多くの登山者が訪れる。ボクは8年ほど前に名栗側から棒ノ嶺を経て岩茸石山、惣岳山と縦走したことがある。その際、高水山にも寄り道していく予定だったのだが、岩茸石山に着いた時点で疲労困憊となり、泣く泣くカットしたという事情がある。今回はその高水山から登り始め、棒ノ嶺を経て名栗側へと下りる予定だ。下山路には10年前に母と初めて棒ノ嶺を訪れた際に使った滝ノ平尾根を使ってみたい。

年末となり、ようやく忙しさも落ち着いた。平日ではあるが、朝から山歩きに行く。学校も既に休みに入り、電車もそれほど混んではいない。平日であることが幸いして、拝島駅から青梅方面の電車はかなり空いている。普段山に行くときとは大違いだ。高水山へは軍畑駅で降りてやや長い車道歩きをするのが一般的なようだが、今回は東青梅駅で降りて上成木(かみなりき)行きのバスを使うことにする。北口に出て、駅前の車道を進み、やや広い道路を西に進むと上成木行きのバスが出る東青梅駅北口バス停に着く。予定よりも少し早い電車を乗り継いできたため、バスが来る時間までまだ30分以上もある。北側に広がる住宅街の向こうに小高い丘が見えたので登ってみることにした。丘の入口には大塚山公園と書かれた標柱があり、スロープを上がっていくと街を見下ろす高台の上に出る。しかし、南側は開けていないため、せっかくの大岳山や御前山の眺めを拝むことはできなかった。

大塚山から戻り、さらに10分ほど待つとバスがやって来る。他に2,3人の乗客がバスに乗り込んだ。バスはスタートこそ賑やかな住宅街を通るが、黒沢を過ぎた辺りから国際興業バスの名栗路線以上に山深い谷間を抜けていく。新吹上トンネルを抜け、北小木曽で折り返してからもさらに長い。終点の上成木は開けた集落となっていて、意外と民家が多い。常福院の門前町のような形で発展してきたのか、あるいは小沢峠を越えた最初の集落として利用価値が高かったのだろうか。上成木で降りたのはボクと60代くらいの登山姿の男性だけで、平日ということもあって静かな山旅が楽しめそうだ。バス停の休憩所で準備を整えていると地図を忘れてくるという大失態を犯したことに気付く。高水山以外は一度歩いたことがある道とはいえ、地形図が無いと斜度が先読みできないためかなりペース配分が難しくなってしまう。幸いなことにフル充電してあるスマホには地形図が見られるその名の通りの「地図アプリ」を入れてあるので、今回はこれを要所で利用していくことにした。

今回の計画を立てる際、2007年度版のエアリアマップ「奥多摩」を使ったのだが、それによると上成木から常福院を目指す道は破線ルートとなっていた。それで道を見つけられるか不安に思っていたのだが、バス停の前の大きな案内板を見るとバス停からさらに西へ進んだ「なちゃぎり林道」の途中から常福院へ続く尾根道に入ることができるそうだ。案内板にしたがって進むと「常福院龍學寺 表参道」と書かれた石柱が立っており、その裏手の車道を登っていけばよいようだ。なちゃぎり林道と呼ばれる車道に入ると入口に通行止めの案内がある。土砂崩れでクルマを使っての入山はできないようだが、表参道自体を使うことはできるらしい。沢沿いの車道を上がっていくと沢に橋が架かり、道標が「高水山(参道)」を示している。道なりに進むと鳥居が見えてきた。鳥居から先が本格的な登山道の始まりだ。


(なちゃぎり林道の入口 常福院への表参道の入口でもある)


(車道沿いの沢で見た小滝 写真で見るよりも大きな落差がある)


(鳥居から先は登山道になる なおここが二合目)

まずは杉檜が植えられた暗く、やや急な斜面を九十九折に登っていく。決して楽な道ではないが、よく整備されていて歩きやすい。途中三合目を示す石柱がある。鳥居のある所が二合目だったので、意外に早く常福院に着けるかもしれない。九十九折が終わると傾斜も緩み歩きやすさも増す。尾根の南側に出たこともあって周囲も明るくなってきた。四合目を過ぎると間もなく林道に出る。五合目の石柱の近くには高水山のマッターホルンと名付けられた小さな岩がある。都幾山で見かけた冠岩によく似ている。その後も杉檜の大木が植えられた山道沿いに石祠と合目石が点在し、参道という雰囲気が濃厚である。七合目を過ぎると一旦フラットな尾根の上に出る。地形図で見た限りだと常福院まで標高差はあと150mくらいだろうか。急坂の木段を登る八合目を過ぎると登山道が通行止めになっており、迂回ルートが設けられていた。なちゃぎり林道が通行止めになっているくらいなので、登山道にも影響が出ているということか。


(まずは九十九折の道を行く 整備されていて歩きやすい)


(九十九折が終わると尾根沿いに真直ぐ登っていく)


(合目石 これは四合目)


(一旦なちゃぎり林道に出る)


(高水山のマッターホルン)


(岩の上に合目石が立てられている なお上が壊れていて何合目かはわからない)


(檜の大木の下に石祠がある こんな感じで参道の雰囲気はある)


(八合目 北面は落葉樹林になっている)


(橋は通行止め 迂回路は左にある)

迂回路を行くとすぐに林道に出る。丸太で法面が覆われ、自然環境の厳しさを窺わせる。林道をちょっと歩けば常福院へ向かう登山道が延びる。途中展望台を示す石柱があるが、展望が得られるような所は見当たらない。木段の坂を登りきると石段の下に出る。ここは軍畑方面との分岐でもある。石段を上がると仁王像が収められた山門がある。山上の施設としては立派なほうだろう。山門を潜るとここも意外に広い境内で、本堂以外にも大きな庫裏がある。正式名称は高水山常福院龍學寺で、本堂には不動明王が祀られている。本堂で旅の安全の祈り、山頂へ向かう。本堂の裏手に道標があり、奥の緩やかな斜面を登れば山頂へ行けそうだ。道標によれば高水山頂を巻いて岩茸石山にも行けるようだが、山頂を踏まないという手はない。


(丸太に覆われた法面)


(常福院の山門 仁王像はガラス戸の中に収められている)


(常福院の本堂)


(本尊である不動明王が持っている剣)

尾根道を上がれば高水山(759)頂上だ。地形図を見ると結構広そうな山頂に思えたのだが、実際には南側にアンテナ施設があり、狭く感じる。ただ展望は無いものの、落葉樹に覆われた山頂で、ベンチもあって休憩には適している。コーヒーを一口だけ飲んで岩茸石山に向かって出発。高水山から岩茸石山までは短いがアップダウンが多い尾根だ。しばらくは暗い檜林だが、高水山と岩茸石山とのちょうど中間にある小ピーク辺りは気持ちの良い落葉樹の林となっている。新緑や紅葉の頃はさぞ美しい小道となっていることだろう。岩茸石山直下は檜林の急坂で、ここを登りきると突如明るい山頂(793.0)に出る。


(高水山頂上)


(頂上付近にある石祠の中に収められた狛犬)


(中間にある小ピーク付近から岩茸石山を望む)


(ちょっとした展望も得られる 奥の尾根中央は関八州見晴台)


(岩茸石山へ最後の登り)

岩茸石山の頂上は落葉樹の疎林となっていて、北側が大きく開けている。前に来たときもその雄大な景色に魅了されたが、今日も冬枯れの澄んだ空の下、素晴らしい展望が広がる。何より山頂にはボク一人しかおらず、この静かな山頂を独り占めしているということが嬉しい。西は本仁田山と川苔山の間の鞍部である大ダワの向こうに雲取山の山頂部が見える。伸び伸びと尾根を延ばす川苔山の右側には日向沢の峰から有間山にかけての尾根が見渡せ、その尾根の右手前にポコっと現れる台形の山が当面の目標となる棒ノ嶺だ。これから歩く棒ノ嶺までの続く尾根は眼下、だいぶ低い所にある。棒ノ嶺の右奥に小さく見えるのは武甲山で、更に平たい武川岳が横たわる。ゴツゴツとした二子山、伊豆ヶ岳の右から続く尾根は丸山から日和田山を経て関東平野へ下っている所まで見ることができる。関八州見晴台の奥には雪を抱いた日光連山が見えているが、カメラに写すのは難しい。


(岩茸石山頂上)


(これから歩く尾根を望む 一番奥の高い山が棒ノ嶺)


(一番奥の尾根中央に二子山 その右に伊豆ヶ岳)


(一番奥に武甲山と平たい武川岳)


(奥の尾根中央に関八州見晴台)






(岩茸石山からのパノラマ)

岩茸石山から北へはかなり急な斜面を下る。恐る恐る下っていくと前方から登山者がやって来た。どこか見覚えがあるなと思っていたら上成木で共に下りた男性であった。「若い人は早いね」と言われてしまったが、男性も上成木から名坂峠経由で来たのであろうから結構早かったのではないだろうか。暗い樹林帯に入ると東西に峠道が越える名坂峠に着く。名坂峠からは登り返して小ピークを越えるが、これが急斜面で結構難儀する。小ピークを越え、東側が明るい雑木林になると道標の立つ小ピークに着く。かなり歩いたような気分だったが、まだ名坂峠から二つ目のピークまで来たに過ぎない。この先もしばらくアップダウンが連続するタフな尾根道が続く。奥武蔵なら巻いていくような小ピークも一々越えていく辺りが如何にも奥多摩の尾根道という感じがする。


(名坂峠)


(陽だまりの落葉樹林 こういう景色が多くみられるルートである)


(名坂峠から二つ目のピーク つい右に行きそうだが縦走ルートは左)


(広い尾根 こういう所も奥多摩っぽいかも)


(露出した岩 岩盤が固いのか、結構アップダウンがある)


(気持ちの良い落葉樹林 新緑か紅葉の頃に歩くのが良さそう)

749のピークの辺りに新しい丸太のベンチがあり、日鉄住金が整備した旨の立札が置かれていた。この尾根は関東ふれあいの道都内ルートとなっているのだが、前に歩いたときもそれほど多くの人が歩いていた印象はなかった。こんな地味なルートを整備するとは余程山好きな人がいる会社なのだろうか。ベンチから登った小ピーク(749のピーク辺りだろうか?)には展望台が設けられている。手前に見える尾根は赤杭尾根でズマド山の双耳峰が顕著だ。その奥には大岳山から御前山にかけての尾根と本仁田山が見える。そして大岳山と御前山の間には真白な富士山が少しだけ頭を覗かせている。今日歩くルートで唯一富士山が拝める貴重なスポットだ。ちょっとした岩尾根を過ぎると「常盤の前山」と書かれた道標の立つ樹林に覆われた小ピークに着く。


(日鉄住金が整備したベンチ)


(柵が設けられた展望台 なお8年前に歩いたときもこの展望スポットはあった)


(奥の尾根に大岳山と御前山を望む 手前の尾根のふたこぶはズマド山)


(富士山も見える)


(展望スポット周辺は岩尾根)


(常盤の前山)

常盤の前山を越えると日鉄住金が立てた道標のある分岐に出る。東に延びるのはトキワ林道へ下る道で、縦走路はそのまま明るい雑木林の尾根を登っていけばいい。ここを登りきると落葉樹に覆われた明るい山頂に出る。道標には何も書かれていないが、前に歩いたときの写真を見返してみると逆川ノ丸(841)という山頂だったようだ。山頂の東側には日鉄住金が整備したと思われるベンチの置かれたやまびこ広場がある。朝歩いた高水山と岩茸石山が見渡せる。昔の写真と比べるとその方面の伐採を行ったらしい。


(トキワ林道への分岐 道標がちょっと紛らわしい 縦走路はそのまま奥へ上がる)




(逆川ノ丸 上は平成29年12月26日の様子 以前は下のように達筆標識が掛けられていた)


(やまびこ広場)


(やまびこ広場から高水山と岩茸石山を望む)


(逆川ノ丸にある基準点)

逆川ノ丸から黒山へかけては気持ちの良い落葉樹の林が続く。このルートはやはり新緑や紅葉の頃に歩きたいところだ。何度か現れる小ピークに騙されつつも、ようやく落葉樹に覆われた黒山(842.3)の頂上に着く。三角点とベンチがある以外展望もなく地味な山頂ではあるが、ボクはここがこの上なく好きだ。特に冬枯れの時期は陽の光がいっぱいに降り注ぐ陽だまりスポットになっていて、訪れる人も少なく静かな山頂が楽しめる。今日は平日ということもあって余計訪れる人はいないだろう。カップラーメンを作って昼食を取り、贅沢な時間を楽しむ。





(落葉樹林が広がる尾根)


(高いほうが棒ノ嶺)


(黒山頂上)


(黒山からの眺め 左から高水山、岩茸石山、逆川ノ丸)


(都県境尾根東側)


(都県境尾根西側)


(黒山から見る大岳山 左に光っているのは御岳山の集落)

昼食も終わり、時計を見ると正午過ぎになっていた。確かエアリアを見て計画を立てたとき、棒ノ嶺を経てさわらびの湯へ下りるまで2時間半くらいかかったはずだ。あまりゆっくりもしていられない。まずは権次入峠へ向かって雑木林の尾根を下っていく。冬枯れの林の向こうには棒ノ嶺が高く聳える。こりゃ結構大変だぞ。勿体ないと感じるくらいに下った後は100m近く登り返す。権次入(ごんじり)峠(893)手前は暗い樹林帯で、峠に上がっても薄暗い雰囲気だ。以前は有間ダムが良く見えたのだが、だいぶ木が伸びてしまったせいか枝越し程度にしか見られなくなってしまった。

(黒山から権次入峠へ向かって 棒ノ嶺が高い)


(檜林に入ると権次入峠は近い)


(権次入峠)

フラットな尾根を行くと最後の登りに差し掛かる。かつて土留めの木段が埋められていた尾根は植生回復のため通行止めになったままだ。木段を撤去した道はいくらか下草が生えてきているようだ。山頂直下は木の根だらけの急な斜面で歩き難い。苛々しながら登っていくと傾斜が緩み、芝草の中を土の道が延びている。これが酷く泥濘んだ道で、滑って何度もこけそうになる。そういえば以前中央線沿線の扇山に登ったときもやはり芝草の山頂で、酷く泥濘んでいたことを思い出した。冬枯れの時期は泥濘があるものと覚悟して登りに来た方が良さそうだ。棒ノ嶺山頂(969)には数組のグループがいて、思い思いに憩っていた。相変わらず北側の展望が良く、奥武蔵の山を見たいのなら岩茸石山よりもこちらのほうが適している。でも単純に展望の雄大さなら岩茸石山のほうが優れているだろう。

(棒ノ嶺頂上直下の登り)


(棒ノ嶺頂上)






(棒ノ嶺からのパノラマ)


(奥の尾根の一番高い所が丸山 右手前が伊豆ヶ岳 丸山の上に見えるのは赤城山)


(中央左寄りに大持山 右に武甲山 武甲山の下に見えるのは蕨山)


(手前の尾根の木が疎らな所が子ノ権現 奥の尾根中央が関八州見晴台)


(平たい山が武川岳)

お昼を過ぎて気温も下がり、どうもカメラの調子がおかしい。撮影に難儀しているといつの間にか13時近くなってしまった。そろそろ下るとしよう。往路を戻り、権次入峠から名栗方面へと下る。下り始めは崩壊寸前の土留めの木段が設けられた急坂だ。母と歩いた頃はまだ歩けない道ではなかったのだが、年々酷くなるばかりだ。母と歩いた頃にも既にあった迂回路のほうが今でもだいぶ良い道で、木段を設置した人間のセンスを疑ってしまう。木段が終わった後もしばらく急な斜面が続くが、どうしてこういう道にしなかったのだろうか。岩茸石の手前も急な木段があるが、ここも状態は悪い。何とか下りきると白谷沢ルートと滝ノ平尾根との分岐である岩茸石に着く。岩茸石は滝ノ平尾根を塞ぐように立つ大岩で、東側から登ることもできる。と言っても登ったところで特別良い展望が得られるわけではない。

(権次入峠からの下り 年々状態が悪くなっている)


(岩茸石手前の木段 ここのほうがいくらか良い)


(岩茸石 3mくらいはあるだろうか)

岩茸石を左から回り込むといよいよ懐かしの滝ノ平尾根下りの始まりだ。まずは樹林帯のフラットな尾根を進む。武川岳方面の展望がちょっとだけ得られる林道を横切り、緩やかに登り返すと薄原が広がる展望地に出る。ここは10年以上前に歩いたときの記憶があり、そのときは長い下りに備えて母と休憩していったのを覚えている。有間山から関八州見晴台にかけての展望が得られ、ベンチもあるので時間があればのんびりしていくのも悪くない。

(まずはフラットな尾根を行く)


(林道付近からの眺め 中央奥に武川岳から蔦岩山への連なりが見える)


(薄原の展望地 すぐ近くにグライダー場もあるがこの尾根は立入禁止にはならなかった)


(薄原からの眺め)

展望地から下ると二度に亘り林道を横切るのだが、その間、木段が設置された急斜面で滝ノ平尾根では一番歩き難い所だ。二度目の林道、つまり計三度の林道を横切るとしばらく熊笹の茂る尾根を下っていく。踏み跡は東へ檜林の急坂を下っていくが、ここは少々わかりにくい。踏み跡を見失った場合は落ち着いてピンクテープを辿っていけばよい。フラットな尾根になり、ベンチが置かれた辺りが496のピークだ。ここまで来ると木の間越しに下界の集落がチラっと見えることがある。この先はしばらく明瞭な尾根道が続き、尾根が広くなるとまたもわかりにくくなる。登りに採るときは迷いようがないが、下りのときはテープが付けられた方へ下っていけば間違いはない。暗い林を抜けると入間川を見下ろす民家裏に出る。民家の敷地に入ってしまったようで不安ではあったが、道端に「棒の峰」と書かれた看板が落ちており、一安心。橋を渡り、スロープを上がるとさわらびの湯バス停前の広場に出る。売店は休業期間に入っており、温泉以外の施設は開いていない。まだ早い時間ではあるが、今日は真直ぐ帰ろう。寒空の下、十数分ほど帰路のバスを待つのだった。

(薄原のピークから下るとまずはこの切通を下って林道に下りる ロープが必要なほど急)


(滝ノ平尾根で唯一木段がある所)


(熊笹の下生え まだ麓は遠い)


(広い尾根の下り ここでちょっと迷う)


(ベンチのあるピーク おそらく496のピーク辺りだろう)


(明瞭な尾根道 だいぶ麓の集落が近くなってきた)


(集落近くは道が錯綜している 赤テープが頼りになる)


(民家脇を行くとこの看板がある)


(さわらびの湯バス停の広場)

DATA:
東青梅駅→東青梅駅北口バス停→(都営バス)→上成木バス停8:17→9:20常福院→9:31高水山(759)→10:01岩茸石山(793.0)10:15→10:22名坂峠→11:19常盤の前山→11:23 逆川ノ丸(841)→11:44黒山(842.3)12:14→12:31権次入峠→12:42棒ノ嶺(969)12:59→13:08権次入峠→13:23岩茸石→13:39薄原の展望台→14:36さわらびの湯バス停→(国際興業バス)→飯能駅

地形図 武蔵御岳 原市場

トイレ 上成木バス停 常福院 さわらびの湯バス停

交通機関 
西武新宿線・拝島線 新所沢~拝島 267円
JR青梅線 拝島~東青梅 216円
都営バス 東青梅駅北口~上成木 390円
国際興業バス さわらびの湯~飯能駅 618円
西武池袋線 飯能~小手指 237円

すべて一般ルートです。上成木バス停から常楽院への参道もわかりやすくお薦めです。
岩茸石から下る場合、冬場は滝ノ平尾根を下ったほうが安全でしょう。白谷沢は凍結や落石の危険があるので下りにはお薦めしません。但し滝ノ平尾根は長いので時間には要注意。

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