過労死予備群の「食から笑顔になる生活」

夜討ち朝駆けで仕事する日々。忙しくとも自分なりの手間をかけて、美味しく笑顔になる生活を志します。

葉月の木山 2:形に宿る・飯蒸し、玉じめ

2017-08-19 09:48:00 | 外食でリフレッシュ!
★飛び込み記事です★

■朱盃でおしるしの酒を一献、いただく。
お酒を既に頂いているとしても、ここから、お席は始まるのです(ニッコリ)。
……間合いが大事と思う場の写真は撮りません。(ニッコリ)



■黒鮑の飯蒸し、半生のばちこ
美しい!
宝貝を写した形に、静かに在る。
…… ああ、いいな。お箸をとる前に、じっと見惚れて、香りを楽しみました。
ふっくらと甘い飯蒸し、ばちこの緩やかな絡み、くみくみっと噛む鮑のひとひら。
うん! 飯蒸しで在る意味、この盛り込みの意味がある。余分も不足もない、素敵さ♪



深く、私は飯蒸しを味わって(笑)。二人が楽しむうちに、お酒が足りない状況に(笑)。
急かして、さらなる所望を。お行儀わるし(笑)。

第二の酒器は趣を変えて。白に藍、そこに灰釉…私の手元を碧がしめる。

お酒がすすむのは、見える肴があるから…(微笑)。
木山さんが目の前で、鱧の骨切りをする。シヤリシャリっという規則正しい音、花開く前の蕾を揃えるような軽い優しい手元を見ながら、含む酒は甘いのです(微笑)。

貝を集めて焼きこんだ高台に、茶黒の皿、白く並ぶ鱧のつぼみ。美しい形…美味しさを予感させる形。
木山さんの頬にわずかに浮かぶ笑みに、料ることの喜びを垣間見る。
特等席!(笑)

調理場に運ばれるお皿を見送れば、こぶりのお椀が手元に運ばれます。



■すっぽんの玉じめ、胡麻豆腐
すっぽんの旨さを凝縮したような汁に、深くうなづきます。胡麻豆腐を割ると、こくが重なって。
すっぽんの強さが、身体を養う滋養に変わる瞬間に、うっとりします。


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