朱に映える! 手前に揚げ物が二種、黒とえんじ色の二層だて?チョコレートのように見えるもの(笑)が二つ。奥には太鼓橋のような、おこしに見える固そうなものが。
傍らにおいた献立を見合わせて、首をひねります(笑)。すぐに、全部を教えてもらえます。
■みぬだるセット
■ゴーヤの輪切りの揚げ物 (種もわたも含む)
■ウリズン(四角豆)の揚げ物
■みぬだる:豚・肩ロース肉に、すり黒ごまをのせ、蒸した料理。
■タァウム(田芋)の輪切りの揚げ物
こちらのお店は、琉球王朝の宮廷料理を今に伝えておいでです。この「みぬだる」に、あっけにとられました。
噛むと、豊かな胡麻の存在感、それをまとう豚肉の脂と胡麻の脂が渾然一体になって、拡がります。
そこに泡盛をあわせると、豊かな滋養に包まれていきます。美しい! 何て上手な料理なんでしょう。
ゴーヤの輪切りは、油を通すことで、ほの苦さを楽しめました。わたと実の狭間に栄養価に高い部位があると、古人はどうして知ったでしょう。種は噛み砕けますが、最後に少し残ります。
タァウムは、どぅるてんになったものしか、食していなかったので、そのものを揚げたのは初めてです。里芋のようにイメージしていたのは、間違いでした(笑)。硬い山芋に近い! しゃりりと噛む質感でした。塩(マース)を少し、甘さがふわっときます。これを蒸すと、どぅるてんになる?!
不思議な豊かな驚きが、深まっていきます。
感動のあまり、後日、私は琉球料理の本を探しました。(ニッコリ)
美しい二層仕立てではなく、家庭料理として簡単に作れるように工夫された方法を見つけました。
写真でお見せした、こちらを作る方法は、未知です(笑)。
[作る]
1)黒ごま50gを煎る。熱々のまま、あたり鉢にうつし、丁寧に油が出るまで、あたる。醤油 大さじ2、砂糖 大さじ1.5、味醂 大さじ1を、すり混ぜ、ごまだれにしあげる。
2)豚ロース肉150gは、5mm厚さに切りわけ、水気をよく拭き取る。ごまだれに二時間ほど、漬け込む。
3)湯気の十分たった蒸し器に、かたく絞った布巾をしき、重ならないように肉を並べる。中火で20分ほど蒸す。
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美味しいよね?
中華と島料理の融合って感じ
ソーキ蕎麦も豚骨ラーメンより好き(^m^)
やちむんの酒器↓めっちゃ素敵だわ~
いいなぁ~やちむん人気で中々欲しいの買えない
現地で見放題羨ましい~~
世界中、日本中、お出かけですね。
また、その食レポートが垂涎でして・・・・
読んでる方の身にもなってくださいましよ!
(食べたい・・・じゅる・・・じゅる・・・)
お~、ご一緒です。私は沖縄・琉球料理、好きです。
都内でも、昔気質のお店がいくつかあって、時折、出向いているほどです。
本州より、はるかに大陸に近くて、食文化としてもつながりがあるなぁと感じます。
特に琉球料理と呼ばれる分野は、それを強く感じます。
「あめりかぁゆぅ=アメリカ世」より、前だからでしょうね。
おわっ。やちむん、探されていたのですか!
しまった、先に聞いていけば、何かお役にたてたのに。
やちむん通りにいけば、もう、見放題、選び放題です。
お店によって、だいぶお値段が...です(笑)。
今回、からからでいただく泡盛の流儀に、惚れました。
今回は、出会いはなかったけれど、いつか、かならず、これぞっと思うやちむんの酒器(からから)を、買いたいと決心しています。
嬉しい言葉、ありがとうございます(こらっ>私、苦笑)。
仕事旅であっても、その街の食と気配を、しっかり感じてきたいと思っています。(ニッコリ)
今回の登志子さんのチャレンジャーの旅は、駆け足でいらして、大変でしたね。
ですが、青いレモンを胸に抱えて、お帰りになられて、思い出されること、たくさんおありでしょう。
美味しい旅の振り返り、ご家族の後ろ、すみっこから、楽しく拝見しています。