過労死予備群の「食から笑顔になる生活」

夜討ち朝駆けで仕事する日々。忙しくとも自分なりの手間をかけて、美味しく笑顔になる生活を志します。

学生の街での変幻自在(笑):むじなに出会う

2017-12-17 14:16:00 | 日いづる国の伝統食
空気が急にしんと冷えたように思う週末。二日間を早稲田で、会議三昧に没入しています。
昭和の頃とは違って(笑)、日曜日は学生を見かけない街になるのだと、面白く思いました。
学生のための街では、学生がいない日には、昼食をとるのが大変!(笑)
だいぶ歩いて、昔からの大きなお蕎麦屋さんに出会えました。



にぎやかに舌代を表した帳場で、食券を買うのが、なんだか懐かしい。
異国の学生さんに示すためか? 写真が並ぶ帳場に時代を感じます(ニッコリ)。
花巻、おかめ、月見、天ぷら、とろろ…。昔ながらの品が並ぶなか、見知らぬ名前に、目が釘付けに。
女将さんの説明と笑顔を嬉しく思って、注文を決めました。



むじな!
A mujina! ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)に取り上げられた、のっぺらぼうのお化けでもあります。正体の定まらない、異形の物をさす、旧い言葉です。



でました、むじな!(ニッコリ)
むじなは、たぬき(揚玉)、きつね(甘辛く煮た油あげ)、わかめ、月見(落とし卵)の混成軍だったのです。

女将さんが教えてくれました。
「学生さんに、ちゃんと食べてほしくてね。いいとこ取りしたキワモノだったけど、長くつづければ、うちの伝統になるんですよ」

うんうん、四つのお蕎麦のイイトコ取りした、優しい気持ち。拘らずに変幻自在で喜ばせようと思って生れたから、むじなって名前をつけたのでしょう(微笑)。



刻み葱ものっけて、七味をふって。
東らしい醤油の香りがふっと経ちます。今は少なくなった、かえしを仕上げて仕立てる蕎麦です。
イイトコ取りを楽しみながら、懐かしい気持ちも味わいました。

学生の町の変幻自在は、優しい気持ちから生まれたのだと、嬉しくなった昼でした。さぁ、また会議です(笑)。

■三朝庵 (新宿区馬場下町)

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2 コメント

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Unknown (さすらい)
2017-12-18 04:20:17
おはようございます。
これは雰囲気がある食堂ですね。
何ともレトロ感が良いですね。
こういう食堂には頑張ってもらいたいです。
応援したくなりますよね。
さすらいさんへ:本当に。 (過労死予備群)
2017-12-18 15:52:15
さすらいさん、こんにちは。
本当に、懐かしい気持ちになるお店でした。
昭和の名店かなと思いましたら、なんと!

江戸時代の末には、町場の料理屋として既にあったそうです。(びっくり)

関東では、1904年にカレー南蛮を考案したのが、この店だと、モノの本にでていました。

期せずして、老舗というか、街に愛された店にいけたのだと、嬉しくなりました。
さすらいさんと同じように、私も応援したいと思いました。

街と生きるお店は、大事ですよね。(ニッコリ)

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