ブラックファイブ

あのDr.ブラックジャックの半分以下なので、ファイブとします。命燃え尽きるまで、経験と知識からブログをやろう。

中心静脈穿刺&猿

2017-05-17 22:35:52 | Weblog
 午前中の外来は、それ程混まなくて、まずまず。
 そして、午後に中心静脈穿刺が2件予定となった。
 二人とも、肉体条件から、大体静脈からのアプローチになった。 
 一人目、大体静脈からは、もう何年振りか忘れる位で、大腿動脈の直ぐ内側と、一つ覚えでやっていくと、動脈に寄りすぎて、大腿動脈を刺してしまった。
 圧迫止血で10分休憩。
 刺す位置を、もう少し内側にして試みると、静脈に入って、OK。
 問題はその次、挿入したカテーテルを皮膚に固定するにあたって、針と糸で結びつけるのだが、スタッフがピンク針(16Gの太めの針で、針穴に糸を通して、結んだ後、その針先で糸を切るという、節約というかケチなシブイやり方)を用意したので、『ちょっと?』とは思ったが、それでやると安易に妥協してしまった。
 二人目の大腿静脈穿刺はスムーズにできたが、この糸で固定する際に、刺入部の下方がくぼんでおり、針先を狙いにくく、つい、力が入ってしまい、中指の先をその針で刺してしまった。
 これは針刺し事故といって、患者さんの血液等が見た目には見えなくても、その針先に付着し、そこが自分の指先に刺さり、不運だと、血液感染を起こしてしまうかもしれない事になる。
 本来なら、きちんと持針器と鑷子(せっし)で、針の尖った部分を手で触れないようにして、縫合するのだが、安易な粗雑さとそれが刷り込まれているスタッフへの遠慮が
、この不注意不始末を引き起こしてしまった。
 これは、現場責任者の自分が、適切な方法の遵守を怠った為の結果になり、反省しても、“覆水盆に返らず”である。
 幸いか、患者さんには肝炎その他の感染症因子はなさそうだったが、かなり、ギクッとしてしまい、どっと疲れがでた。
 それでも、院内事故や労災関連その他の書類処理はしておかねばならない。

 あの言葉“反省だけなら、サルでもできる。”が蘇ってきた。
 
※ 稀勢の里は休場、鶴竜は進退が課題・・・
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