野口選手無念

　夜の風は秋。

　野口選手は“無念”、私達は“残念”、これがこの二つの言葉のニュアンスの差。
　アテネからの４年間が、“無”念、まさにその通りになってしまって、みんなは残念に思い、感じた。
　一番つらいのは当人。
　某ＴＶニュース、帰国療養中、外で身体を動かして体調を見てる場面を隠し撮りしたりして映像を流す、これってやり過ぎ。
　暫く身体が落ち着くまで、そっとしておいたげたら。
　補欠も消えてたなんてのはミジメな付録。

　もう一つ期待の野球、今日はキューバに実力負け。
　日本チームは開始直後の１回から、犠牲バントで走者を進めようとしたり、せこく面白くない。その後又やって、再度面白くなかった。
　キューバは犠牲バントなんてやってない。
　ダルビッシュ投手は調子が戻ってないみたいだし、第一戦の先発投手は別の投手（調子の上がってきた和田選手辺り）が良かったみたい。なんで岩隈選手がいないのって感じたのは私だけ？
　『カキッ～ン～』と響く打球の快音。普段はうるさすぎる事が分かった。

　女子柔道７０ｋｇ級の上野選手金メダル連覇。これはほっとしたけど、決勝戦決め技は“朽ち木倒し”、これってやっぱり“片足タックル”そのもの。

※　そう言えば、以前にあの“Ｋ”・財前教授が「無念だ！」。