ファンタジアランドのアイデア

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副業は課題解決能力を高める アイデア広場 その108 

2017-06-18 18:33:48 | 日記
 

社員に対して、副業を禁止する会社が一般的でした。でも、流れが変わり副業を認めることはもちろん、奨励する会社が増えてきたのです。少し考えてみますと、農家の兼業率は、前から高い数字を示していました。これも副業といえば、副業でした。いくつかの会社の社長や重役を兼任している人も、ある意味で副業をしている人でしょう。副業をしても、大きな成果を上げている人はいたわけです。副業をしながら働く人が、確実に増えているようです。会社も認める方向に、動いているように見えます。
 そこで、副業のポジティブな面を考えてみました。学際的研究や異業種間の交流が、新しい分野を切り開いています。異業種間の交流を支える仕組みも整ってきました。在宅勤務やサテライトオフィス勤務などのテレワークの普及で、時間を合理的に使える人材が増えています。時間を合理的に使えると同時に、複数の仕事を行うことで、個々の能力を高めている人達もいます。異業種間の人々と研究したり働くことで新しい成果を上げることが、最近のトレンドです。同様に、異業種間の仕事や研究を個人が行うことができれば、より高い成果を出していくことは当然です。この意味で、副業はポジティブな面を持っているのです。
 副業で成果を出している人には、特徴があります。仕事を与えてもらうという発想から抜けだして、仕事を作り出しています。課題を作り出して、ビジネスの『種子』を暖めてもいます。課題が生じやすい環境に身をおいて、その環境を上手に利用しているともいえます。例えば、子育て中の社員が、子育てと仕事の葛藤などの事例をブログに流して、小遣いを稼いでる人もいます。また、幼児の食べやすい食器や遊び道具などの実用新案を考えだしている人達もいます。彼らが意識していることは、稼ぐために時間を奪われすぎないようにしていることです。お金を得ることと、それに伴う犠牲を天秤にかけて、着地点を定めて副業をしています。日本には300万社以上の会社があり、3万の職種があります。これらを組み合わせれば、無限の副業が可能になるのです。もし、副業の中で好きで楽しい仕事にであったら、死ぬまで苦労を知らずに生活ができるかもしれませんね。