ファンタジアランドのアイデア

ファンタジアランドは、虚偽の世界です。この国のお話をしますが、真実だとは考えないでください。

痛み保険を販売する アイデア広場 その133 

2017-07-14 17:25:56 | 日記

病院を訪れる患者は、痛みを理由に訪れます。痛みはだれでも、日常生活で体験するものです。慢性痛に悩まされる人は、豊かな生活を送ることができなくなります。痛みは、一過性の痛み、一定の期間で消失する急性痛、そして慢性痛の3つに分類されます。日本人で一番多い痛みは、腰痛で4人に1人が経験しています。動物が進化しその頂点にたつ人間は、2足歩行になりました。2足歩行は4足歩行に比べ、形態的にいろいろな無理があるのでしょう。痛みは、これからも続く国民病ともいえるものです。
帯状疱疹も耐えがたい痛みを何ヶ月も発症し続けます。50歳を境にして帯状疱疹の発症率は年間1000人あたり2人から8人へと増加します。50万人の人々が、この痛みに苦しむわけです。帯状疱疹を引き起こすウイルスは、子供の時にかかった水痘(水疱瘡)のウイルスです。このウイルスは、後根神経節や顔や頭を支配する三叉神経節に何十年も潜んでいるのです。50代の働き盛りのときに、無理をして体の抵抗力が落ちることがあります。この人間の弱みに付け込んでこのウイルスが活動を再開するわけです。帯状疱疹が出始めた時に適切に治療しないと、皮下の神経線維の損傷がひどくなり、痛みを発症しやすい体質になります。病状が進めば、帯状疱疹後神経痛となり、慢性痛を引き起こすことにもなります。リュウマチも耐えがたい痛みをもたらします。膝の痛みを抱える人も多くいます。そして、歯痛などは、思考力を低下させるほどイライラさせます。多くの痛みは、人類有史以来の克服すべき課題になっています。でも、なかなか克服できない現実もあります。
そこで、「生命」保険があるように、「痛み」保険を考えてみました。痛みと幸福は相容れません。痛みをなくす、もしくは軽減するための保険です。医者に行くのが一番なのです。でも、医者に行っても治らないとか、ハリや灸をしてもなかなか良くならないという痛みがあります。仕組みは、耐えられない痛みが出たとき、保険の適用を受けられるというものです。医療費の個人負担の半額を払うものとします。痛みについての相談を受け、その痛みに精通している医者を紹介するマッチングのサービスも行います。保険会社は、痛みの治療に造詣の深いのベテランを準備するわけです。
痛みは主観的なものだから、ちょっとした痛みでも耐えられないという人はもちろん出てくるでしょう。それらの人々に無制限に治療をしては、赤字になるという心配をする保険会社もあります。でも、痛みの研究は進んでいます。主観的痛みに対する対応は、もう少しで明らかになろうとしています。痛みの中枢が、中脳水道周囲灰白質であることが徐々に分かってきたのです。この灰白質の部分の活動の様子をfMRI(機能的磁気共鳴映像装置)で視覚化ができるようになりました。中脳水道周囲灰白質の仕組みがfMRIでとらえられ、主観的な痛みとの関係が明らかになりつつあるわけです。灰白質の部分が何の活動もしていないときには、痛みは生じないのです。痛みクレーマーの無理難題は、克服できるレベルにきているのです。 
ジャンル:
ウェブログ
この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 高校生起業者を援助する ア... | トップ | 上海デイズニーランドの立ち... »

日記」カテゴリの最新記事