ファンタジアランドのアイデア

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東南アジアの宅配はリープフロッグ アイデア広場 その130

2017-07-11 16:23:44 | 日記
 経済成長著しい東南アジアのボトルネックになっているのが、宅配事業です。通販や電子取引が、経済成長の鍵になっています。それらを円滑にする要となる宅配が、足を引っぱっている現実があります。でも、経済が活性化する地域には、阻害するものを駆逐する力と知恵が泉のように湧き出てくるようです。日本ではドライバーの不足が、宅配事業の足かせになってきました。ラストワンマイルの改善が、急務になっています。これは、東南アジアでも同様のようです。でも、課題解決に対して、注目すべき対応を行っている現実があります。近所の住民が、荷物を渡す仕組みを作っています。スマホアプリを使用したシェアサービスも行っています。このサービスは、配送会社が書き込む配送地域や希望の時間帯にマッチングした人が配達を引き受けるというものです。シンガポールでは、7000人の人達が登録し、この配達を引き受けているようです。このような仕組みで、ラストワンマイルの課題を乗り越えています。
 そこで、宅配システムが東南アジアでより円滑に行える方法を考えてみました。日本ではラストワンマイルの解決のために、ドライバーの賃上げ、週休3日制の導入、副業を認めるなど、ドライバーの士気を高める方策が取り入れられつつあります。東南アジアでは、労働集約的方法でこの問題を解決しています。いわゆる人海戦術です。でも、いずれ中進国の罠に陥り、豊富な人材は使えなくなります。
より基本的な課題は、1,国境を越える物流網の整備、2,交通渋滞の解消、3,ラストワンマイルの円滑化などになります。1の問題は、国境での荷物積み替えに作業時間がかかることです。これもいずれ東南アジア各国の経済連携で、円滑に進むことになるでしょう。2の交通渋滞の問題は、日本版GPSの「みちびき」の導入である程度解決していくことになるでしょう。「みちびき」は現在アメリカが運用している10m単位の誤差を、6cmまでに縮小することができます。その性能を利用すれば、トラックを1台ごとの追跡可能になります。さらに、車線ごとに車の流れが把握できるという優れものです。各国の消費状況に基づく物流倉庫までの流通と集積が、容易になっていくでしょう。
最後の課題は、ラストワンマイルになります。「みちびき」の導入のメリットは、地図の精緻化です。宅配利用リピーターを地図上に見える化できることです。リピーターの多い地区に、宅配ロッカーを多く設置します。宅配ロッカーは、受付と配送の両方が可能になる仕様にします。宅配ロッカーを使用しながら、荷物の配送と受取の二つの業務を自動運転車が行うわけです。交通がスムーズなときは自動運転車を使い、交通混雑時にはドローンを使います。宅配ロッカーを使うリピーターには、割引などの優遇制度を取り入れます。リピータ-を増加させる仕組みを取りいれるわけです。宅配ロッカーを使わない利用者に対しては、従来通り料金割にして差別化を図ります。もちろん、現在も行われているアイホンを使用したシェアの配達人の仕組みは、残していきます。
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