ファンタジアランドのアイデア

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子どものスマホ使用を制限する アイデア広場 107

2017-06-17 20:44:54 | 日記
 子どもにテレビを見せて、静かにさせるテレビ保育が以前話題になりました。現在は、子どもにスマホを渡して、スマホ保育をする家庭が増えています。文明の利器は、使い方次第で良くも悪くもなります。高校ではほぼ90%以上の生徒が所有し、中学校では50%以上が、小学校高学年では30%以上が所有しているといわれています。さらに進んで、乳幼児においても、スマホの所有が増えているわけです。総務省の調査では、スマホの使用を0~1歳児で10%、3歳児で35%、5歳児で42%を使わせていたとの結果が出ています。さすがに、不安の声も出ています。
 そこで、子ども達へのスマホの影響やその不安解消の方法について考えてみました。影響には、2つあります。1つは人と人の繋がりです。スマホ(携帯を含む)の普及は、常に誰かと繋がっていなければならないという不安定な状況を作り出しました。子ども達が24時間、スマホに縛られる状況が広がっているのです。夜遅くメールが来たけど、返事をしなかったら、次の日学校で口を聞いてもらえなかったという笑い話とも現実ともつかない事態が生じています。もう一つは、サイトの利用です。子どもにとって、望ましくないサイトも数多くあります。これを制限するソフトは、各会社が開発して希望者には配付しています。でも、十分には機能していないようです。
スマホへの依存傾向は、学習の妨害や睡眠不足をもたらし、人間関係に悪い影響をもたらしている現実が現れてきています。このような状況になれば、勉強どころではなく、成績は低下するだけです。スマホによる被害は、小学校低学年から広がっているようです。スマホ依存になる子どもは、問題に巻き込まれやすいといわれています。これらの子どもは、ブログを利用し、サイトで知り合った人とメールをします。当然、これらの傾向を持つ子どもほど、被害に遭いやすいことになります。さらに、依存傾向の強い子どもほど学習時間が短く、加害行動に出やすいことも分かるようになってきました。
 解決策を2つ考えてみました。一つは、節度ある使用です。小さい時から望ましいスマホの使用手本を、両親が子どもに示すことです。何になりたいかと聞かれ、「ママのスマホになりたい」と涙ながらに答える子どもがいるそうです。親がスマホに夢中になるようでは、子どものスマホ依存症を阻止できないかもしれません。利用する時は親子で一緒に見ながら使う習慣を幼児期から身につけることでしょう。
もう一つは、スマホを使える時間を強制的に決めることです。制限ソフトを一歩進めて、一定の時間以外は使えないようにします。このソフトを購入時に設定するのです。スマホ使用に、制限を設けるわけです。もちろん、位置情報は常に把握できるようにし、親からの通信があれば使えるようにします。学校にいる間は使えません。学校や塾の行き帰りの10分だけ使え、家では、30分の使用を2回に制限します。子ども達同士は、この短い、決まった時間だけ使用可能にします。このような制限ソフトを、あらかじめ組み込んでおくわけです。
 スマホの利用技術は、これからの社会で必要不可欠になります。スマホのスキルを身につけた上で、スマホに振り回されない自律すべき態度を養うことになります。これは、子ども達だけではできないことです。スマホ利用に対して、学校やPTAの意思統一も必要になります。地域の環境整備も、必要になることもあります。未来の子ども達は、自分で決断する能力を身につけることが不可欠です。でも、スマホの節度ある管理ができるまで、学校や地域で一線のルールを引くことも必要です。子供たちの決断する能力は、多くの障壁を乗り越えて身に付いていきます。この障壁を、家族や地域が用意することも「あり」かなと思います。


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