ファンタジアランドのアイデア

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巨大市場東京で高校生バイトを確保する  アイデア広場 その229  

2017-10-14 18:32:48 | 日記

 食品の包装材料に使われるエチレンの生産が、フル稼動の状態です。好調な理由は、国内外で需要が堅調なことです。東南アジアや中国での中間所得層が、増大を続けています。彼らが消費する食品の増大とともに、包装材料などに使われるポリエチレンの生産が増大しているわけです。日本国内の需要も堅調で、経済成長の伸び率以上に、食品包装材料の需要が増えています。日本の人と金、そして情報を集中している東京の消費欲は旺盛です。多くの飲食店やコンビニ店も、この好調な消費に恩恵を受けています。問題は、人手が足りないことなのです。
 そこで、消費欲の旺盛な東京で息長く合理的にバイトの人員を確保する方法を考えてみました。人手不足の状況は、深刻です。特に飲食業界では、アルバイト料を時給10円ほど上げたために、人件費の増加に悩んでします。これは、コンビニの大手にも見られる現象です。高校生バイトの激しい入れ替わりに、多くの飲食店やコンビニ店が困っています。これへの対策の一つは、高校生がバイトをする理由を調べることです。もし、大学への学資の準備とかであれば、解決策が出てきます。家庭、学校、バイト、学習の各サイクルで、高校生を育てる仕組みを作るのです。上級学校に進むには、学力が必要です。学校での学習が基礎になります。家庭での予習復習が、次のステップになります。さらに、学習塾に通い学力を高めることになるわけです。バイト中でも、この時間を保障することになります。
 飲食店やコンビニ店が、成績を落とさずにバイトを続けさせることができれば、学業との両立を目指す人材は集まってきます。学習方法は、一定の様式があります。そして、個人の好みもあります。両立のアドバイスできる専門家を雇用して、バイトと学習相談を受け入れる仕組みを作ることです。もちろん、相談だけでは改善しない場合があります。定員割れの大学が、少子化を迎えて困っています。バイトを一定期間行い、成績の低下がなければ、奨学生待遇で入れる大学を確保するわけです。もちろん、大学も変わって頂くことになります。経営、会計、販売などの実学を重視したカリキュラム構成にしていきます。大学とコンビニや飲食業が、産学連携を行うわけです。とくに、人材の育成や供給の面に重点をおく仕組みになります。
 バイトを続けていれば、大学入学が保障される仕組みを作るわけです。飲食業界やコンビニ業界の援助が、必要になります。一定数のバイトを確保できる仕組みが、できあがることになります。さらに、彼らが、大学の在学中でもバイトの戦力になるかもしれません。卒業してからも、正式な社員として活躍する人材になる可能性もあります。業界の生徒や大学に対する援助は、将来の投資としても有望なものでしょう。業界のイロハを知り尽くした人材が、多数育成されていくのですから。