ファンタジアランドのアイデア

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労働集約型から資本集約型に移行する生鮮食品 アイデア広場 その157 

2017-08-10 17:09:32 | 日記

 出前代行サービスが、中国で盛んになっています。中国は日本の消費社会を何十年も凝縮したスピードで、サービス事業が突き進んでいます。上海のベンチャー企業フーマー鮮生は、店舗を倉庫に見立ててスマホで注文を受けた生鮮商品を30分で配送する仕組みを実現しています。北京の京東集団は、伝統的な野菜市場と組んで1時間以内に生鮮商品を届ける仕組みを構築しています。短時間で保冷配送が必要な生鮮食品は、通販の弱点でした。それが、克服されようとしています。
 そこで、中国の生鮮食品の実情を探って見ました。先日、ヤマトと北京の京東集団が、提携で合意したという記事がありました。ヤマトの低温物流と京東の物流網の組合せで、事業を拡大するするといものです。中国では健康志向が高まり、新鮮な野菜や魚類の需要が高まっているのです。そのためには、保冷物流が欠かせません。問題は、ラストワンマイルまで鮮度を保って、消費者に届けることにありました。中国では、ワイマイ(外売)といわれる出前サービスが整っています。スマホで飲食店の料理を注文すると、30分以内に配達するサービスです。生鮮商品の宅配でも、この配達網が活用されています。
 日本の大都市圏では、半径2kmの中に8万世帯があれば、非常に魅力的な商圏になります。世帯数が密集しており、顧客単価が高く、利益率が出やすい地域なのです。上海や北京の場合、5kmの範囲でも利益が出ているようです。中国におけるこの魅力的地域は、競争が激化していくかもしれません。ネット通販が伸びていくためです。もう一つは勝手な想像ですが、ワイマイに従事している人々の収入と労働条件です。日本のドライバーのように、いつまでも同じ賃金で長時間労働を続けていけるのかということです。若手の労働力は、減少しています。ラストワンマイルに、今までのように豊富な人材を投入することができなくなりつつあるという危惧がありまます。
 中国でワイマイを利用する方は、多忙な方が多いようです。でも、ちょっと料理を楽しみたいという方もいます。純粋な生鮮商品の購入から、生鮮商品を重視した中食に移行していくことが想定されます。この場合、最後の販売店で、生鮮商品に手を加える人員を配置することになります。より労働集約的なサービスになるわけです。でも時代は、労働集約型から資本集約型に移行する流れです。資本集約的サービスを想定した人手を使わない厨房機器が、開発されることになります。野菜を切り、トレーに入れ、ラッピングするまでを機械で自動化するシステムを導入は当たり前になります。消費者が好みを変えた場合、すぐに対応できる柔軟な調理システムを構築することになります。欲をいえば、消費者の子好みを先取りできるシステムであれば素晴らしいですね。IoTの導入で消費者の方が、野菜の生産現場から流通、そして加工調理場をスマホで見ながら注文をするシステムも想定されます。そうなれば、販売する側も食品の廃棄をせずに営業を続けられられます。こんな光景が現れれば、私の想像も満足させてもらえるのですが!
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