ファンタジアランドのアイデア

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小さな町村が豊かに過ごす知恵と工夫 アイデア広場 その135

2017-07-16 06:32:34 | 日記
 日本中の橋脚やトンネル、そしてゴミの処分場は、老巧化が進み半分以上が立て替えの時期にきています。小さな町村では、その建て替え予算が工面できない状況もあります。高知県の大川村は、では、議員のなり手がいなくなり、議会の廃止が検討されています。地域のインフラ基盤が軟弱になり、その不便さから町村からの人口流出も増えています。
 そこで、町村に起きている新しい問題の解決策を考えてみました。橋脚やゴミ施設の老巧化も進んでいますが、役場の建物も老巧化が進んでいる町村があります。そんな中で、立派な建物の役場が目に付きます。有名な建築家のデザインで、中央の建築大手が手掛けた建物が多いようです。数年経ち、維持や補修の問題が出てきます。大手が建てたものですから、大手の下請けがその維持や補修を行うことになります。建てたお金やデザイン料は、地元ではなく中央に流れていきます。維持費や補修費も、多くが中央に流出する構図になっています。地元企業は、そのおこぼれで生計を立てている姿が見えてきます。
 役場の建物は、地元の資材や地元の設計士、そして建築家でできる範囲の建物を作れば良いのです。見栄えなどは、二の次です。最低限の役場としての機能に絞って、建築すれば良いのです。地元の木材や資材、そして人材を使えば、使ったお金は地元に落ちます。さらに、その維持や補修は、地元の人でもスムーズにやれるものになります。設計者が地元住民で、建設かかわった業者も地元住民だからできることです。維持補修費も地元に落ちることになります。お金が、地域を中心に回ることになるわけです。
 もう少し、飛躍します。老巧化するゴミ施設を、市町村がシェアで資金を出し合って作ることにします。ゴミ焼却場は迷惑施設となりますので、地元住民は反対します。必要だけど、自分のところは嫌だという構図です。確かに、このような施設が建てば、地価は下がります。でも、敢えてこの施設を作る場所を提供するのです。周辺の市町村のゴミを一手に引き受けるわけです。ゴミ収集車1台につき、いくらという料金が入ります。ゴミ焼却炉は、温水供給と発電能力を持つ施設にします。温泉施設を作り、そこには地場の農作物を売る場所を作り、食事を提供するレストランを作ります。これらは民間に委譲して、運営して貰います。
 もう少し、付け加えればゴミ収集車のゴミは、コンテナに入れて運ぶことになります。村の用意した交換場所に電気自動車(EV)のトラックが待っています。収集車からコンテナにゴミを入れます。そのコンテナを自動運転のEVトラックに乗せて、焼却場まで運び、ゴミだけを焼却炉に入れ、コンテナは交換場所に戻り、収集車を待つことになります。交換場所から焼却のの間は、人はいない無人工場の光景になります。
 町村内の雇用は、他の市町村から稼ぐ企業と町村内の消費企業から成立します。自分たち町村が持つ、迷惑施設という資産を有効活用し、雇用を生み出します。そのために迷惑施設を引き受け、他市町村から収入を獲得し、地場産業に活力を与え、町村内の消費を回していくことにします。稼ぎが、天から降ってくるような夢のような話はありません。稼ぐ場を、作り出して行くのです。


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