ファンタジアランドのアイデア

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北海道と九州がタッグを組んだジャガイモ生産  アイデア広場 その110 

2017-06-20 15:17:24 | 日記


 昨年の大雨で、北海道のジャガイモは不作になりました。その影響は、値上がりという形で、今でも続いています。ジャガイモの安定供給が、望まれています。ポテトチップスの安定供給まで手を伸ばせば、作付面積を増やしていくことが必要になります。一方、相続登記が行われず持ち主がはっきりしない農地が、全国農地の2割、93万ヘクタールに及んでいます。特に、持ち主不明の農地が多い地域は、鹿児島、長崎、大分などの九州の県になっています。これらの未利用農地を活用すれば、増産は容易でしょう。
 そこで、ジャガイモの増産について考えてみました。ポイントは、3つあります。1つは、未利用地の集約化を図り、大型機械を利用できる規模にすることです。2つは、大型機械の季節別の共用です。3つは、「結」の仕組みを北海道と九州で行うことです。
 1つ目の課題の解決は、農地法の改正です。農林水産省は農地法改正案を提出して、所有者不明の遊休地の有効利用を目指しています。この法案が通り有効利用が始まれば、農地の集約が進み易くなります。大型機械が導入されやすい環境が整うわけです。特に、長崎や鹿児島は、全国ジャガイモ生産が2位と3位の県なのです。鹿児島県のジャガイモ栽培面積は、4400ヘクタールです。所有者不明の農地は、これをはるかに上回っています。九州に巨大農場ができれば、ジャガイモの生産は飛躍的に伸びます。
 2つ目の課題は、大型機械の導入に、お金がかかることです。新たな農地に大型の移植機や収穫機を購入し、使用することには、大きなリスクを伴います。そこで、北海道の農家が大型農業機械を九州に貸し出すアイデアを提案します。九州の春ものジャガイモは、11月から翌年の2月に植え付けて、3月から5月に収穫をします。この冬の間、北海道の農業機械には余裕があります。冬期に余裕のある農業機械を、新しく九州に誕生した巨大農場で稼働させることになります。耕作規模を北海道レベルにすることで、大型機械が効率的に使用することが可能になるのです。
 3つ目は、北海道と九州が「結」の共同作業を行うことです。ジャガイモ生産のボトルネックは、収穫時の人員が足りないことです。収穫時に多くの農作業員を確保できれば、増産に意欲を持つ農家が増えてきます。九州の春もの収穫は3~5月です。北海道の収穫は、9~10月が最盛期になります。この時期、お互いに相互扶助の精神でジャガイモの収穫を手伝う仕組みにするのです。
 未利用の農地を集約した大規模農場、農場の大きさに負けない大型の移植機や収穫機、そして北海道と九州の相互扶助による共同作業の3つが、日本のジャガイモをの安定供給に貢献するわけです。余裕ができれば、共同作業に従事した北海道の方は九州の名所旧跡をまわり、九州の方は北海道の大自然と美味しい食べ物を堪能していただきたいものです。
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