ファンタジアランドのアイデア

ファンタジアランドは、虚偽の世界です。この国のお話をしますが、真実だとは考えないでください。

アイデアの作り方

2016-10-14 21:38:49 | 日記
アイデアの作り方

アイデアを重視する社会になってきています。以前は、元気で明るい人材が求められていました。元気ということは、健康で仕事を継続的に行うことができるという評価基準です。明るいということは、職場の人間関係を円滑にするという基準で選ばれていました。現在は、問題が起きたときどのようにアイデア出しながら、その問題を解決したかという点が評価されています。今回は、平賀さんにアイデアの作り方をトット記者が尋ねます。

記者「アイデアを出せる人材が求められています。アイデアを出すと何か良いことがあるのですか」
平賀「そうですね、今はスマートフォンのゲーム市場には、3万から4万のゲームアプリが出回っています。ゲームエンジンができたため、ゲーム制作のノウハウがなくとも、アイデアさえあれば開発者になれるのです。スエーデンの小さな会社が開発したゲームアプリは、1ドルで販売されています。このゲームは全世界で累計5000万件ダウンロードされました。アイデアが、利益を生む時代なのです」

記者「アイデアをだせる人材が、求められることはわかりました。どうすればアイデアを作れる人になれるのですか」
平賀「初歩な方法には、足したり引いたりし、大きくしたり小さくしたりなどがありました。たとえば、調味料の穴を大きくし、使用量を増やすなどというアイデアもありました。でもアイデアの基本は、すでにあるものを組み合わせて新しいものをつくることです。パソコンなどのツールを使えば、アナログな手法より、ずっと簡単に組合せを行うことができます。アイデアは、デジタル的手法によって『集める』、『並べる』、『組み合わせる』、『選ぶ』という手法になっていきています」

記者「アイデアを作り出す手法として、ブレーンストーミングが有名ですよね。この方法の有用性はどのように評価されているのですか」
平賀「はい、『集める』という点では、優れたものです。でも、ブレーンストーミングから直接『有効なアイデア』を得ようとしても上手くいかないようです。大勢の人から断片的なアイデアを出させても、有効なアイデアにならないのです。アイデアを有効にするためには、物事の関連性を見いだし、それを繋げていくことが必要になります。アイデアは、広い既存の知識と専門的知識を組み合わせから生まれています」

記者「防犯ミラーは、防犯のために使われていました。でも、今は店で困っているお客様がいたときに利用するモノになっているといいます。アイデアは、このような思いつきや着想ではないわけですね」
平賀「広い意味では、それもアイデアです。でも多くのアイデアは、広く深く潜行しながらつくられるようになっています。有効なアイデアは、いったん自分の頭で咀嚼しなければなりません。生まれたてのアイデアは、壊れやすいので大事に育てることになります。このアイデアを咀嚼する段階で重要になるのが、物事の関連性を見いだす力になります。アイデアを日常的に作る人は、事実と事実の関連性を探る力を高めていくことが大切です。アイデアを作り出す中で、養う力は徐々について行きます」

記者「アイデアを出す人は、『良い意味でいい加減な人』がいると聞いています。それはどういうことなのでしょうか」
平賀「アイデアを大切に育てているときは、頭の中では事実と事実の関連性を懸命に探している緊張状態なのです。この状態の時は、視野が狭くなり、事実と事実の関連を俯瞰できない状態になっています。この緊張状態が続いている時に、ほんの瞬間的にですが、事実との関連性が具体的な形で出てくるときがあるのです。このほんのちょっとした瞬間、出現した幸運を捉えなければなりません。この瞬間を逃すと、アイデアは獲得できません。『ほんの瞬間』とは、緊張が解けてぼんやりしているとか、ぶらぶらしている状態なのです。このぼんやりとかぶらぶらといった状態を『いい加減』と見る人もいるのでしょう。アイデアの豊富な人は、関心が広く、好奇心が強く、好みが複雑で、曖昧さに寛容な傾向がみられます。普通の仕事を真面目にしている人には、少し奇異に感じられるのかもしれませんね」

記者「いったん問題を放棄したり、課題と関係のないことをするような人達が、アイデアをたくさん出すと聞いていました。放棄したような状態の時に、緊張状態が解放されてアイデアが出現する機会になっていたわけですか」
平賀「そうなりますね。大企業でもアイデアを生む人達には、良質な環境を準備する傾向が出ています。彼らの貴重な時間を、外部からのつまらない電話やメールなどで妨害されないようにしています。仕事が道楽と思えるような環境を整え、アイデアの女神が微笑むことに備えている会社もありますよ」

記者「心身を緊張状態に追い込んだり弛緩させたりすることは、相当なストレスがかかるのではないですか」
平賀「その通りです。高度な頭脳を使う場合、心身の健康を維持しなければなりません。早起きして太陽の光を浴びると、脳内物質のセロトニンが活発に生産されるようになります。セロトニンは、ストレスに対する耐性を高めてくれる物質でもあります。夜になるとセロトニンは、メラトニンという物質に変換されます。このメラトニンは、睡眠を誘う物質です。メラトニンが、夜の深い良質な睡眠をもたらします。大切なことは、この睡眠中にアイデアを形成する事実と事実の関連を整理する作業が行われていることなのです。そして、ぐっすり眠れれば、心身の疲れも取れ、再び高度な頭脳活動が続けられるようになります」

記者「アイデアは、単なる組合せではなく、個人の健康や職場の配慮があって、初めて豊富にできることがわかりました」
平賀「はい、繰り返しになりますが、『集める』、『並べる』、『組み合わせる』、『選ぶ』る工程の中で、人はアイデアを生み出す作業を意識的にかつ無意識的に行っているのです。無意識の中に格納されたアイデアが、突如出てきたときに、捕まえる準備をしていないと逃げられてしまいます。苦労して育てたアイデアを、いつでも捉えられるように準備をしておくことです。そのためには、メモはいつでも携帯すべきでしょう。アイデアの質を高めるためには、知識をたくさん仕込むことも大切です。仕込んだ知識を、いつでも使える状態にしておくこともさらに大事になります」

ファンタジアランドは、虚偽の世界です。この国のお話をしますが、真実だとは考えないでください。再度申し上げますが、現実の世界ではありません。虚偽の世界のお話の中に、有益だなと思うことがあるかもしれません。虚偽の世界のことを、現実の世界で試してみることは、推奨されることはあっても、禁止されることではありません。ただし、利益をあげても損害を受けても、自己責任ということをおわすれなく。



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