ファンタジアランドのアイデア

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笑いが免疫力を高める  アイデア広場 その167 

2017-08-20 16:48:56 | 日記

笑いが、人間の免疫力を高めることが分かってきました。笑顔の多い人からは、ガンも逃げていくようです。ガン細胞は、健康な人にも存在します。でも、免疫細胞が正常に機能しているときは、ガン細胞は休眠状態になり悪化しません。健康の状態が悪化した場合に、ガン細胞が活動を始めるようになります。笑いによって明るさを保っている人は、風邪やインフルエンザに感染しにくいようです。人間の体は、健康が悪化したり病気になったりする要素を潜在的に持っています。健康は、良い状態と悪い状態が行ったり来たりしています。そして、悪い方に傾いたときに病気になりやすくなるわけです。笑いは、悪い方に傾けることを防ぐ働きがあるようです。
 そこで、笑いを楽しみながら健康を維持することを考えてみました。笑いの効用は、徐々に医学の分野でも明らかにはなっています。でも、笑いが全ての病気に万能というわけではありません。免疫機能を強化し、自然治癒力を高める補助的な機能をするということののようです。笑いが楽しめて、なおかつ病気にかかりにくいとなれば、その有用性は得がたいものになります。笑いをいつでも身の回り準備し、笑いを享受できる仕組みを作ることです。日本の笑いは、落語(漫才、浪曲も含む)に象徴されています。1日の中に、落語を聞く時間を取り入れます。3度の食事をするように、落語を聞くわけです。通勤時間に、聞くこともできます。散歩の中で聞くのも良いでしょう。家事をしながら聞くのも可能です。片手間に聞くことです。長期休暇などで長距離ドライブをするときなどは、落語全集すべて聞くことも楽しいものです。昔、100名山巡りをしていたころ、福島から鹿児島の開聞岳に行ったことがあります。ツタヤで落語のCD 20枚ぐらいを借りて、聞きながら行きました。疲れないのです。時間があっという間に過ぎてしまいます。充実した旅行になりました。
 次に、常に聞くためには、落語のコンテンツを身の回りから取り出せるようにしておくことです。そのためには収集しなければなりません。お金のある方は、落語全集を全て買うことができます。ない方は、NHKのラジオ番組から落語を聞くことになるかもしれませんね。録音を取って収集することが可能です。1年ほど、収集すると落語の傾向が分かってきます。例えば、「井戸の茶碗」はポピュラーなので、何人かの芸人が演じます。でも、芸人による特徴があります。話の内容は同じなのに、満足度が違うのです。何はともあれ、自分が楽しくなる落語を集めて、聞くことです。1年とか2年と続けていくと自分にあった落語は分かってきます。それらを聞き続けることで、疲れにくい体になり、病気が少なくなり、明るい人柄になっていく方もいるようです。
 落語には泣かせるものがあります。最近の研究では、笑うより泣く方がストレスの発散には効果的だという説があります。免疫強化のためには、泣くことも大切なのかもしれません。確かに、話を聞いて涙が出た方が、次の行動が積極的になるような気がしたときがありました。もう一つ、鈴本などの寄席で生の話を聞くと、本当に楽しくなります。