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『リスニングマスター』 学研編集部

2006年05月04日 | 英語リスニング
 
本書は、かなりのボリュームの英文があり(CD2枚で147分)、良い意味でも悪い意味でも個性的な一冊です。

①単語“内”の音、②単語“間”の音、③弱い・速い音、④強い音、をそれぞれ聞き取ろうという手順を踏んで、フラップ、リエゾン、アスィミレーションなどを、最初は単独で示し、それがくっついた例、さらに各々にディクテーションや入試問題が付くというように配列されており、分かりやすくなっています。

語の注釈は例えば『listen to: 聞く』とか『game:試合』のような中1レベルの訳が付いている一方で、文法の説明は全くないのです。いきなり受動態の進行形や、未来進行形など高校の文法事項が出てきているのですが。それがどう見てもアンバランスです。

確かに、本書の使い方の説明のところに、文法解説がない旨、文法を知らなくても聞き取れるのが本書の目指すところだ!と書いてあります。英語を頭から理解するという意味でしょうが、まさかネイティブを作ろうというわけではないでしょうから、正直、ちょっと“作業の節約”に感じられてしまいます。

もう一つの特徴は、読まれる英文のスピードがとても速いということです。速めで練習することは個人的には賛成ですが、ちょっと速すぎます。このブログで取り上げた中で一番速かったのが、駿台から出ている『パーフェクトリスニング』の2でしたが、それが普通のリスニングテストの1.5倍程度だそうですが、本書は明らかにそれより早く、初心者、中級者には酷です。

木村達哉先生の『灘高キムタツの東大英語リスニング』や、同じく本番より速いもので練習することを推める“ドラゴンイングリシュ”竹岡広信先生の『センター試験・英語の点数がおもしろいほどとれる本』より、ずっと速いものです。

以上、見てきましたように、初心者向きではありません。スタミナが無いと初日で投げ出しかねません。ただ、ボリュームもありますし、英文の選択も良いと思いますので、文法理解に不安はなく、センターリスニングはもう大丈夫、さらにその上のレベルの生徒の練習用としてならリーズナブルではないでしょうか。

http://tokkun.net/jump.htm

大学受験リスニングマスター―センター&二次・私大対応

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4 コメント

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これGood? (きん)
2006-05-05 09:55:25
読ませてもらって、確かにとても早いです。僕はそんなにできませんがこれでやってます。効果があるでしょうか?教えて下さい。
コメントありがとうございます。 (VIVA)
2006-05-05 11:38:53
きんさん:いや全然心配要りませんよ。続けられれば速いスピードに慣れることができますから。ぜひ最後までやって下さい。ただし、↑で書いたように文法の解説がありませんよね。もし、“なんでこういう意味になるんだろう”と疑問に思ったら、必ず調べてみて下さい。

もう一つ!必ずCDに付いて音読できるまで、練習して下さい。速いから大変ですけど、必ずやって下さい。単に、問題を解いて終わりにしてはいけません。聞くだけでもいけません。音読できるまでやれば、大きな効果が期待できます。いつでも質問OKです。がんばって下さいね。

ありがとう御座います。 (きん)
2006-05-05 18:14:19
絶対に最後までやります!とかいって、かなり先の話しです^^;
こちらこそ (VIVA)
2006-05-05 18:43:22
コメントありがとうございます。是非がんばって下さいね!

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