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『村松友視の東海道中膝栗毛』村松友視

2006年04月15日 | 教養
 
東海道中膝栗毛は、日本史の教科書にも出ている十返舎一九が残した江戸時代の代表作品ですね。本書はそれを村上友視氏が“大胆に”現代語に訳したものです。私は不勉強ですから、オリジナルとの対比は専門家に任せますが、我々日本人はなぜこういうお話を教科書に載せてまで読み続けるのでしょうか?

実におもしろい本でした。残念なことに、今、生徒たちに『君たちはヤジキタコンビだなぁ』と言っても、ほとんど通じません。プロレスの味方『村松友視』なら知っている生徒が時々います。(おそらく100年後の日本史の教科書には出ないでしょうが(笑))

弥次さん喜多さんの名コンビがくりひろげるお笑い道中記ですが、だじゃれや、バカ話だけでなく、そもそもなぜ二人は旅に出たのか、宿場の様子や、各地の名物などもうまく話に織り込まれており、楽しみながら読者も一緒に東海道を下っていきます。品川、小田原、浜松と…。

江戸時代の人々が目の前に生き生きとよみがえったような感覚に導いてくれます。古典嫌いな人が読めば、それが一発で治る薬にもなるというのは言い過ぎかも知れませんが、とにかくおもしろい一冊で、旅に出たくなる人までいるかも知れません。古典の魅力は案外こんなところにあるのかなと思わされた本でした。

http://tokkun.net/jump.htm
村松友視の東海道中膝栗毛

講談社

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『村松友視の東海道中膝栗毛』村松友視
講談社:309p:1260円
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2 コメント

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本は楽しい (峰野裕二郎)
2006-04-17 00:53:30
今どき『君たちはヤジキタコンビだなぁ』とおっしゃる先生も珍しいのでは(失礼)。



「弥次・喜多」は、さておき、「プロレスの味方」を知っている子供たちがいるとは嬉しいですね。

彼らとプロレス談義をしてみたいものです。



『ぼちぼちいこか』、小学生に受ける絵本の一つですね。「読み聞かせ」の仲間たちが好んで「読み聞かせ」ています。
そうかも(笑) (VIVA)
2006-04-17 12:24:46
しれませんね。プロレスは若者の一部には依然魅力的なようですよ。峰野さんのブログも楽しく拝見させていただきました。またお寄りになって下さいね。

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