本を読もう!!VIVA読書!

【絵本から専門書まで】 塾講師が、生徒やご父母におすすめする書籍のご紹介です。

広告

※このエリアは、60日間投稿が無い場合に表示されます。記事を投稿すると、表示されなくなります。

『偏差値は子どもを救う』森口朗

2006年03月14日 | 教育関連書籍

塾講師として長年やっておりますが、偏差値(標準偏差)の意味を誤解しておりました。筆者が指摘しているように、私の偏差値理解レベルは中級でした。お恥ずかしいのですが、なるほどと深くうなずいた次第です。

それ一つわかっただけでも本書を読んでよかったと思ったのですが、本書には他に多くの示唆に富んだ指摘がありました。塾講師はどうしても、偏差値だけで良いではないかと考えがちなのですが、その効用と限界を非常にわかりやすく説明してくれています。

学校現場を知った人間だからこそ思いいたることなのだと思いました。しかも森口氏自身が小学生の時、特殊学級に在籍していたというではありませんか。

別の著作を読んだ時には、議論の進め方が雑だという感想を持ちましたが、本書は緻密な分析が施されています。言

実に有用な一冊で、多くの教育関係者やご父兄にお薦めしたいですね。もっともっと売れて欲しいんですが、やっぱり書名が何となく時代遅れなんでしょうか(笑)。内容的には、『偏差値は子どもを救う』でしょうが、それこそ“バカ”がはやっていますので『バカ親が子どもを滅ぼす』なんてしたら注目されたかもなんて思いました。

偏差値は子どもを救う

草思社

詳  細


http://tokkun.net/jump.htm
ジャンル:
ウェブログ
コメント (12)   トラックバック (2)   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 『世界地図から歴史を読む方... | トップ | 『株式投資これだけはやって... »
最近の画像もっと見る

12 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
森口氏の本 (ぜん)
2006-03-14 15:40:23
TBありがとうございました。

森口氏の本には、学ぶところが多いと思っています。

進歩的な教育者にはない視点があるように思います。



『偏差値は子どもを救う』は読んでいませんが、何れ機会があったら読んでみたいと思います。
コメントありがとうございます (VIVA)
2006-03-14 21:19:58
森口氏の著作の中では、本書が際立っていると思っております。ぜひ、またご感想をお聞かせ下さい。
TBありがとうございます (あさっと)
2006-03-15 03:09:08
TBなんてめったにこないものでどう対応したらよいのか分からないのですが、読んでいただいた証ということだと思いますのでコメントを残します。



私のブログを見てもらえば分かると思いますが大した知識もなく、また自分の能力に限界も感じたため既に一歩引いて遠くから教育の世界を眺めています。なので折角紹介していただいたのですが、これから教育関連の専門書を読むということはないと思っています。



塾講師をなさっていながらこういった子どもを取り巻く環境を知り改善していこうとする姿勢はすばらしいものだと思います。学習塾は一般的に利益追求が主になっていると思いますので。



教育関連の記事を書くことは稀だと思いますが、気が向いたらまた私のブログを訪れてください。
TBありがとうございました (ぶー太郎母)
2006-03-15 10:08:14
なれないブログで初めてTBを頂き、驚いております。

訪れていただいたというだけでも感謝です。



古典的な教育学の本は学生時代を通して散々読んできましたが、今はほとんで教育書や教育関連の本に手を出しておりません。

特に受験の業界本には手を出さないことにしています。

中受の子どもを抱え、それでなくても視野が狭くなっているところなので・・・

この本が業界本なのかどうかは表題だけでは分かりかねますが、ただ、ここを訪れて他の良心的な記事を読ませていただいた限り、おそらく業界本ではないような気がいたしました。

どこかでちょっと覗いてみようかなと思います。



ご縁に感謝いたします。

ありがとうございした。
コメントありがとうございます (VIVA)
2006-03-15 20:45:05
ぜひまたお越し下さい。



わたしもおじゃまさせていただきます。
どうも!TB。 (田舎に泊まろう)
2006-03-15 21:41:44
こんにちは。メルマガブログにTB頂きありがとうございます。

また、このような素晴らしいブログを立ち上げているのをご紹介頂き、感謝します。

「ゆとり教育」という言葉がはびこり、終焉を向かえ。。?ている中、タイムリーな書籍かも知れません。まだ読んでませんが、是非とも手にしてみたいと思います。

ありがとうございます。
TBありがとうございます (勇太郎)
2006-03-15 22:49:50
一体どのような経緯で塾の講師の方からトラックバックが来たのかは存じ上げませんが、僕のブログを見てもらったものと思いお礼を述べさせていただきます。





僕は偏差値社会では底辺のあたりに属する人間です。



勉強しなければこうなるのだという人間の見本のようなものです。

今塾で教えているであろう学生たちには是非僕のような人間にはならないようにとそれとなく教育していってあげてください。
売れてない (VIVA)
2006-03-16 15:34:42
田舎に泊まろうさん、勇太郎さん



コメントありがとうございます。私にとって、本書は実に刺激的な一冊でしたが、売れていないんです。検索しても出てきませんから。



さいわい森口氏の他の著作がまずまず売れていますので、本書に注目が集まると良いのですが…。
TBありがとうございました (紅)
2006-03-18 15:06:18
TBなんて初めてで、思わずビックリしました^^

改めて、ありがとうございます

私の記事なんて、あんまり関係ないこと書いてるんですけど

一応教育のお話って好きなんで、

ご紹介されている本も読んでみようと思います。

乱文失礼致しました
統計には注意! (Mizo)
2006-03-18 17:07:54
偏差値をはじめとする統計値は母集団が何かによって全く意味が変わってきます。

統計を学ぶことは騙されないためにも大切な事ですね。

そういっている高校時代は確率・統計は苦手科目でした。おもしろくなってきたのは社会人になってからです。
TBありがとうございました。 (K-Y)
2006-03-19 15:41:27
 はじめまして。どうもTBありがとうございました。

 僕も塾の講師をしていますので、偏差値には少なからず関与はしています。しかしその正しい意味を理解しているのかと問われると自信はありません。

 機会があれば、紹介されている本を読もうと思いました。

 ありがとうございました。
Mizoさん・KーYさん (VIVA)
2006-03-24 15:18:08
ご感想をお聞かせいただければ、幸いです。今後もよろしくお願いします。

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。

あわせて読む

関連するみんなの記事

2 トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL
ブログ作成者から承認されるまでトラックバックは反映されません。
  • 送信元の記事内容が半角英数のみのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • ※ブログ管理者のみ、編集画面で設定の変更が可能です。
授業の復権 (あれこれ随想記 )
森口朗著『授業の復権』新潮新書、を読みました。 「新学力観」「ゆとり教育」によって、教育の崩壊がはじまっているといいいます。{/face_z/} 従来からのの教師による「教え込み型授業」は否定され、生徒が意見を出しながら解答を導く「問題解決型授業」が理想とされている
成績を上げることで得られるもの (大学受験|公立高校から現役で国立大学を目指そう!)
新年度を前に、「ゆとり教育」の反省と、「教科書改訂」の話題が巷で論じられるようになってきました。 このメルマガを発行し、無料レポートを発行したきっかけは、この「ゆとり教育」という、言葉に我慢がならなかったからです。