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『バカモン!波平、ニッポンを叱る』 永井一郎

2006年05月08日 | エッセイ

本書は波平の声優をやっている著者が、今の世相に「喝!!」を入れるべく書いたエッセイ集です。政治・経済・教育と様々な分野での問題に関して、古き良き父親・磯野波平のキャラクターそのままに叱り飛ばす書き方です。

テンポの良い文章で、力強く読みやすいです。特に教育の分野に関して、「個性を伸ばす教育」など捨ててしまえ!と言い放ちます。彼によれば、「押さえつけられても伸びてくるのが個性」なのです。

戦時中、爆撃の中で抑圧されながらもジャズへの情熱を燃やし続けた筆者の経験則でしょう。昭和6年生まれだそうですから、現在75歳くらいですね。故きを温ねて新しきを知ることの大切さを感じる一冊です。目次をご紹介しておきましょう。

宵の口 まえがきに代えて
1軒目 こら!役人たち、そこに座りなさい
2軒目 こら!親も先生も子供も、そこに座りなさい
3軒目 こら!ニッポン、そこに座りなさい
4軒目 まあ、かくいうワシも悩むのだが
深更 いま帰ったぞ

座ってお話を聞きたくなる感じでしょうか?

http://tokkun.net/jump.htm
バカモン!波平、ニッポンを叱る

新潮社

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2 コメント

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名優の一喝に期待 (湖の騎士)
2006-05-09 09:56:32
すっかりご無沙汰してしまい申し訳ありません。実は執筆に没頭しており、自分のブログ記事も書きかけになっていました。永井一郎さんは昔は「ローハイド」のウィッシュボーン役をしておられ、味のある声優さんだと思っていました。ぜひこの本は読むつもりです。良書をご紹介くださりありがとうございます。なお前にご紹介の『英語達人列伝』は共感を込めて読了しました。レベルの高い本ですね。残念なのはこういう「正論」よりも「英語はオーラルで」という「俗論」が力を得ていることです。

こちらこそ (VIVA)
2006-05-09 12:18:01
ご無沙汰ばかりで申し訳ございません。コメントありがとうございます。

先生、ベストエッセイに選出おめでとうございます。今から出版が楽しみです。せっかくですので、先生のページを紹介させてください。

http://hirobuchi.com/archives/2005/09/post_58.html

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