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『ブンナよ、木からおりてこい』水上勉

2006年11月27日 | 児童文学・ライトノベル・子供向け


ブンナよ、木からおりてこい.jpg


水上勉氏の児童文学です。


本書は舞台でも上演され、数々の賞を受賞している名作です。舞台になる作品というのはほぼ間違いなく、メッセージ性のある、おもしろいものが多いと思います。映画だと、ストーリーが単純でも、映像テクニックで見せる場面がありますが、舞台は装置プラス “感動”がないと、ロングランはできませんよね。


主人公はトノサマガエルです。そのトノサマガエルが椎の木のてっぺんまで登り、得意になっていました。

その木の頂上は広場になっていて、土もあり、まるで天国のようでした。そこで一晩過ごそうとしたのですが、実はそこは鳶(トビ) がエサを運ぶ中継所だったのです。


スズメ、百舌(モズ)、ヘビ、ネズミ、牛がえるつぐみなどといった鳶に捕らえられた瀕死の状態の小動物が次々に運び込まれ、そして、鳶のえさとなるべく連れ去られていきます。

これら捕らえられている動物たちは、逆に、すべてトノサマガエルを食べてしまう小動物たちです。恐ろしくてじっと土の中に隠れ、小動物たちの会話を聞くことになります。

その会話こそが、いろいろ示唆に富んだ内容であり、著者の思いが込められているメッセージです。単純に食物連鎖の勉強にもなるでしょうし、今、いじめの問題、食育にも関わってくるように思います。、


最後に著者が、“母たちへの一文”  ーあとがきにかえてー で、どういう思いを持って本書を書いたのか説明しています。


子どもたちはもちろん、小さいお子さんを持つお母さん、お父さん、幅広い世代に読んでもらいたい一冊です。



http://tokkun.net/jump.htm (当教室HPへ)




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ブンナよ、木からおりてこい

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4 コメント

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Unknown (kazu4502)
2006-11-27 23:55:45
いつもお世話様です、この本は読んだことがあります、内容は忘れましたがなにか考えさせられる本でしたね。今後ともよろしくお願いいたします。ポチン
Unknown (ysbee)
2006-11-28 05:06:59
水上さんがこういうものを書いていたとは知りませんでした。欧米文学どっぷりで、日本の作者をないがしろにしていたなぁと今更ながら反省しています。
それにしてもVIVAさんのレパートリーの広さには、毎回舌をまいてます。(Words fail on me=絶句)
今までご紹介なさった本だけでもものすごい量ですよね。しかもブログを連載して、しかもしかも本業をなさって……いつ寝るのでしょうか? 余計な心配ですが…… ((v_v))zzzzzz
kazuさん (VIVA)
2006-11-28 12:04:54
こんにちは、そうですか。私の小学校の担任の先生が、水上勉を好きで、いろいろ紹介して下さいました。本書はどこで知ったか思い出せませんが、おっしゃるように、考えさせる本でした。
ysbeeさん (VIVA)
2006-11-28 12:09:08
こんにちは。映画も本も昔は、日本のものは何となく古臭い気がして、あまり興味がわかない時期がありました。

塾講師になってから、子どもやご父母に何か良い本をと思って探してみるようになって、こういう児童文学というのが、学校の推薦する、“良い子の物語”のパターン以外にもたくさんあると知った次第です(笑)。

結局いろいろ手を出しますので、英語のテキスト以外は、なかなか自信を持って薦めるだけの知識が身に付きません。ハハ…。

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