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『お金持ちなのになぜか借金だらけの国ニッポン』 財部誠一

2006年07月14日 | ビジネス書・マスコミ関連
 
景気が良くなったということで、ゼロ金利が解除されました。正直あんまり良いタイミングとは思いませんが…。

でも、これはとっても大きなニュースなので、この機会に高校生以上の生徒たちには、少しでも経済に興味をもってもらいたいなぁと思います。これからはどんな職業でも、基本的な経済の知識は不可欠でしょうから。特に、自己責任なんて言われちゃうとね。

金利が上がるということは、お金を預けている人にとっては、貯金の利息が増えますが、逆にお金を借りている人は、支払う利子が増えてしまいますね。経済は、いつも片方によければ、たいていもう片方には悪い、そんなものばかりで、ややこしいです。

さて、『僕はお金なんか借りてないから関係ないよ』 って言いたいところですが、残念でした。実は、借りていて、いつか必ず払うんですね。『誰にも借りてないってば!』 そう、君が直接、借りていなくても、日本という国が借金していますから、結局、のちのち、我々国民が、税金などの形で、支払わなければならないんですね。よくテレビで『子や孫にツケをまわさない』 というのはそういう意味なんですよ。

で、その額ですが、日本の借金は国地方合わせて700兆円とも1000兆円ともいわれます。700兆を一億人で割ると一人当たり何と700万円も借金しています。えっ、4人家族?すると2800万円の返済ですね。『知らない間に許せねぇ~!』 そうなんです。税金の使われ方は、よく見ておかないと、大変なことになっちゃう。

でも上がったのは、たった0.25%でしょ?という声もありそうですが、100兆円の借金の利息が0.25%増えると、1年で余分に2500億円も増えるんですよ。一日にするとだいたい6億円ですか。一分に直すと約40万円、たった1分ですよ、しかも今回上がった利息分だけ。

ではこれを見てください。→ http://www.takarabe-hrj.co.jp/clock.htm

筆者の財部さんが作って有名になった借金時計です。刻々と国の借金が利息で膨らんでいるのが分かります。誰か止めてくれ~!と叫びたくなるでしょう。

ところがです。一方で日本は世界一の外貨準備高や対外資産を保有しているから大丈夫という政治家や経済学者もいます。いったいどう考えればよいのでしょうか。そのあたりのことが本当に分かりやすく書かれています。

新聞などの経済記事がよく分からないという方のための入門書です。これから政経を学ぼうという生徒にも最適ではないでしょうか。ついでに…、個人向け国債はおきて破りのこの上ない安全商品だそうです。

財部誠一 お金持ちなのになぜか借金だらけの国ニッポン―新聞・テレビの「財政論議」がよくわかる本

中経出版

詳  細

http://tokkun.net/jump.htm


『お金持ちなのになぜか借金だらけの国ニッポン』財部誠一
中経出版:221P:1575円


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2 コメント

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確かにわかりにくいですね (bucky)
2006-07-15 23:12:35
こんばんは。少しご無沙汰?してました。

ゼロ金利が何を意味するのか、国の借金はいくらあるのか、それが個人辺りにすると・・・そういったことは断片的には知っているのですが、全体としてどう繋がっていくのか・・・ホント曖昧。

例えば、借金についてどう捕らえればいいのか、「あるよ」ということ以外あまり見えません。

郵政民営化にしてもしかりでしたが、いずれの政策もある側面は強調されますが、他との関連が一切話されない場合が多い。

今日も新聞にゼロ金利解除を巡って「そもそも国民の幸せのためには何がよいのか、手段が目的化していないか」という意見もあり、それももっともであると思う反面、立場が違えば意見は平行線をたどるに違いない。その辺りのことが冷静に判断段出来るような手引書があるとしたら・・・私も読んでみよう!
BUCKYさん (VIVA)
2006-07-16 01:03:50
お久しぶりです!元気なお方に何かお悩みでもあるのかと、余計な心配をしておりました(笑)が、ココログがメンテナンスですってね。

つい最近まで、インフレターゲットだなんだと騒いでいましたから、本当に経済は生き物なんだなぁ~という気がします。

コメントありがとうございます。

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