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『免疫学問答』 阿保徹、無能唱元

2006年08月28日 | 科学
  
私は、今から8年くらい前、胃潰瘍(正確には十二指腸)で手術、入院の経験 があります。医者から、原因は“ストレス” と言われ、“へぇ~、ストレスってやつは、胃に穴をあけちゃうんだ” と身をもってストレスの恐ろしさを思い知ったわけです。

入院中から、それ以降も、ストレスや免疫というものに関して、非常に興味を持ち、いろいろと本を読みましたが、その中で最も印象深かったものの中の一冊が本書です。


医師である阿保徹氏と、僧侶の無能唱元氏、お二人とも数多くの書籍を出しておられますが、本書では、“免疫” や“ストレス” について、阿保氏が“しろうと”の無能さんに教える、あるいは疑問に応えるという形の対談です。

アトピーや他のアレルギー、胃潰瘍、さらにガンやリュウマチまで、すべてストレスが引き金となっており、阿保氏は、治療に当たっては対症療法をやめて原因療法を推進すべきだという主張をします。基本的には、日本の医療は薬に頼りすぎで、それが治癒を妨げているというような考え方です。

例えば放射線治療をほどこしてガン細胞を攻撃できますが、それは同時に免疫力を著しく弱めてしまうため、阿保氏はそれに関しては西洋医学に反対です。ただ、すぐに効果の現れる対症療法(西洋医学)を望む患者が多いのも事実です。


本書の主張は、かなり大胆です。

「酢は体に悪い」
「たばこは体に良い」
「ガンの転移は直る前兆だ」
「潰瘍はピロリ菌が原因ではない」

など、びっくりするような意見がならびます。これだけ見ますと、怪しげな宗教ではないかと疑うのも無理はないのですが、阿保氏自身は、数多くの新しい発見をして世界を驚かせ、外国の専門誌に英語で論文を発表して注目を集めている先進的な研究者です。

もちろん本書には、なぜそう言えるのかを、専門用語抜きで、分かりやすく説明してくれます。長くなりますので、ご紹介できませんが、“酢”の話しなどは非常に印象深いものでした。

このブログを読んでいただいている人の中には、暑い夏、季節の変わり目に、体調がすぐれなかったり、実際に病気の方もおられるかもしれません。私はもちろん本書を気に入っておりますが、まったくの素人ですし、健康に関わることですから、安易に“お薦め” とは申せません。

ただ、なかなか症状が改善されない方は、一読されてはいかがでしょう。どこか参考になる指摘があるのではないかと思います。


免疫学問答―心とからだをつなぐ「原因療法」のすすめ

河出書房新社

詳細


http://tokkun.net/jump.htm


『免疫学問答』阿保徹、無能唱元
河出書房新社:190P:1365円



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2 コメント

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ほほお (ふる)
2006-08-28 20:01:54
>「たばこは体に良い」



これは朗報です(笑)



何が体によくて、何が悪いのか、いまだに解明されてないものが多いですよね。自分の食べたいものが体にいいものと思うようにしてますが。



ふるさん (VIVA)
2006-08-28 20:38:07
ふるさん、こんにちは。そこへ来ましたか。喜んでますね(笑)。

本当はもう少し詳しく書きたかったのですが、リラックスする重要性に気付いていないと警告を発しているのです。体がゆったりしてくると、自律神経のうちの副交感神経が刺激され、交感神経の働きが低下します。



ただし、いいですか、今のような、ライターで次々と火をつけてタバコを吸えてしまうのはダメ!なんです。量の問題です。キセルで一口だけ吸ってサッと捨てるイメージなら良いのだそうです。

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