本を読もう!!VIVA読書!

【絵本から専門書まで】 塾講師が、生徒やご父母におすすめする書籍のご紹介です。

広告

※このエリアは、60日間投稿が無い場合に表示されます。記事を投稿すると、表示されなくなります。

『ニセモノ師たち』 中島誠之助

2006年12月04日 | エッセイ


ニセモノ師たち.jpg


テレビ東京の 『開運!なんでも鑑定団』、ご存知ですよね。おもしろい番組で、わたしは時々、日曜日に再放送されているのを見るだけですが、ついつい最後まで見てしまいます。どうしてあれに引きつけられるかわかりませんが、そろそろ長寿番組と言っても良いくらいでしょうか。今、見てみたら10年以上続いているんですね。


実は、かつて当教室 に通っていた生徒の家が、古美術商を営んでおられ、お話をうかがう機会があったのですが、やはり、番組はテレビ用にかなり着色された編集になっていて、現実の取引の世界とは違うとおっしゃっておられました。そりゃそうかもしれませんね。ただし、おもしろいそうです(笑)。


本書はその出演者の一人、中島誠之助氏が書かれたものです。 「いい仕事~」でおなじみでしょう。プロの骨董屋とはどういうものか、ぞっとする世界を垣間見ることができます。


“なんでも鑑定団 ”や CMに人の良さそうな表情で出演している筆者ですが、現在にいたるまでの “だまし、だまされ” の記録を読むと、とんでもない “裏世界” をくぐりぬけてきた人物なんだとわかります。


日本国内だけでなく、国境をまたいだ詐欺師がいますし、命がけのだましなど、生産性の全くない骨董のプロの世界で起こることは異様です。新しい商品が開発されるわけではありませんから、すでに存在しているものを、限られた世界で動かしながら、利益を得ていくのですから普通の経営とはだいぶ違います。


だまされて、贋作をつかんでしまったら、それをだまして他へ回したくなる気持ちもわかります。ババ抜きですよね。


非常に人間くさいドラマが溢れていました。本書を読んで、あの軽い雰囲気の中島先生に対する見方が変わりました。興味のある方はどうぞ。気軽に読めておもしろいと思います。

 



■■ ランキング  
■■

良い仕事をする励みになるように、できましたら、応援の1クリックをお願いします。

本書が【開運】になりますように!
       ↓               ↓
  人気blogランキングへ    にほんブログ村 本ブログ  
 

ニセモノ師たち

講談社

詳細を見る


   文庫はこちら↓(600円)

 

ニセモノ師たち

講談社

詳細を見る


http://tokkun.net/jump.htm 【当教室HPへ】


『本』 ジャンルのランキング
コメント (8)   トラックバック (2)   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« シクラメン・ツリー【東京ド... | トップ | 『ダメな教師の見分け方』 ... »
最近の画像もっと見る

8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
 (ふる)
2006-12-04 20:00:47
拙者も美術品のニセモノにまつわる話は好物でござる。
この本も読みました。
面白かったですね。

全く題名が出てこないのですが、
日本のものでも、海外の翻訳ものでも
これが贋物なのか?というテーマを扱った小説で結構面白いものが多かったと記憶してます。

メトロポリタンの元館長が書いた・・・(忘却)
北森鴻の「旗師」シリーズとか
黒川博行の「文福茶釜」とか・・・

相変らずの駄文にて失礼
 (VIVA)
2006-12-04 21:36:51
ふるさん、そうですか。そう言えばふるさんがアメリカから戻られたあとに飾ってあった絵画すごくきれいでしたね。

人は見かけに…、あっいやいや、何でもありません。失礼しました。

何の小説か思い出してください!きっとおもしろそうです。それにしても歳を取ったら、陶器や絵画の良し悪しを自然に語れるような文化的な生活を送りたいなぁと思っております。

ふるさんのように、美術館へ出かけて、今のうちから眼を鍛えなきゃならんですね。
ぜひ主人に! (キャンキャン)
2006-12-05 00:23:14
…ウチの主人、古い硯を集めるのが趣味なんです。最近は梵鐘にも興味があるらしく、あちこち、うろうろ。
こりゃ、読ませなければいけません!お勉強してもらいます!
 (VIVA)
2006-12-05 00:42:01
あのファンキーなご主人が、すずりを…。

今年の正月、息子の書初めを見て、どうしてもやってみたくなって、墨汁を使わずにすっておりました。

何とも言えない、落ち着きがあって、あ~いい文鎮が欲しいなとか、すずりが欲しくなりました。ヴィトンのバッグ10万円、すずりが11万円でも、すずりを買うでしょうね。きっと。
代わりと言ってはなんですが・・・ (ふる)
2006-12-07 20:33:05
>何の小説か思い出してください!きっとおもしろそうです。

書棚が崩壊して、下敷きになりながら、
定規の先で入力してます(笑)
そんなわけなので、題名が出てきませんが、

(3時間経過・・・)

トーマス・ホーヴィングの「名画狩り」でした。

追伸:珍しく本についての記事を書きました。
題して「マイ・フェイバリット【ミステリー小説中心10本】
他にTB送る先がないものですから(涙)
もしご迷惑でなければ、ご査収下さいませ。
ふるさん (VIVA)
2006-12-08 10:29:48

You are most welcome!

いつでも本関係のTBお待ちしております。

みなさん!ふるさんは、こう見えても(見えないけど、&失礼)、大変な読書家で、しかもボクの知らないおもしろい本を硬軟両方ご存知です。

きっと仕事してません。

ミステリーかぁ、良いですね。さっき拝見しまして、ボクもちょっと刺激されました。何か取り上げてみようかな。

『名画狩り』ですね。ありがとうございます!
うん? (ふる)
2006-12-09 21:01:05
>きっと仕事してません。

失礼な!
いま幼稚園に通ってるのに・・・(涙)(笑)

>ミステリーかぁ、良いですね。さっき拝見しまして、ボクもちょっと刺激されました。何か取り上げてみようかな。

こういうのがブログの醍醐味でもあり、
とっても嬉しいことです。
まーアホではありますが、書いたものを読んだ人が
何か刺激を受けるとは、これ以上の喜びはありません。

て、早速取り上げてた・・・
刺激だらけ (VIVA)
2006-12-10 12:26:03
ですから、ふるさんのブログは。時々本の紹介してもらえるとうれしいです。お遊戯とか、お弁当とかあって幼稚園もお忙しいとは思いますが、よろしくお願い申し上げます(笑)。

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。

あわせて読む

2 トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL
ブログ作成者から承認されるまでトラックバックは反映されません。
  • 送信元の記事内容が半角英数のみのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • ※ブログ管理者のみ、編集画面で設定の変更が可能です。
マイ・フェイバリット【ミステリー小説中心10冊】 (ふるちんの「頭の中は魑魅魍魎」)
強引に10本選んでみた。最初に「マイフェイバリット本」で書いていたら、すごい数になってしまったので、カテゴリー分けしてみたら、「海外ミステリー編」「時代小説編」「NF編」「科学系編」「国際謀略編」とキリがなく、そしてめんどさくなった。 「オールタ ...
いかさま師たち (あるぱか、ネタの種)
「いけませんね~」テレビなんでも鑑定団でおなじみ中島誠之助さんのキメぜりふである。 任天堂の人気ゲーム機Wiiを巡って、米国で集団訴訟が持ち上がったと伝えられる。 「腹にすとんと落ちないのだ」 手に巻いたストラップが千切れるほどならば、ボールを投げさ ...