本当にこの報道はどう理解すべきなのでしょうか?
★大阪地裁所長鳥越健治さん(現広島高裁長官)が路上で襲われ重傷を負った事件で、大阪家裁は23日、無実を主張していた高校生の少年(16)について「捜査段階の自白は信用できる」として強盗致傷の非行事実を認め、中等少年院送致とする保護処分を決定した。
事件では同地裁が20日、少年らの自白の信用性を認めず「(少年を含む)5人で事件を実行したという起訴事実は明らかに成り立たなくなった」として、共犯とされたトラック運転手☆敦史被告(31)ら2人に無罪判決を言い渡したばかり。刑事裁判と少年審判で判断が分かれる結果となった。★
という、まったく地裁と家裁でまったく逆の判断ですが。
本書で著者が指摘する裁判官のおかしな判決や裁判官の人格が仮に半分が事実だとしても、驚きを隠せませんでした。裁判官は正義の味方であり、真実を追求するのもだという概念を根本的に覆される内容でした。
15章に渡って具体的な判例を挙げ、徹底的に裁判官を批判しています。裁判官を、エリート意識の塊であり、世間知らずの無知であると述べられています。
単に著者の感覚だけでなく、取材に基づいた内容であり、実際におかしな判決を言い渡した裁判官の実名を挙げ、直接取材も行なっています。
読んでいく中で、怒りにも似た感情が自分に湧き起こってくるのが分かり、早急な司法改革が望まれる思いがします。とにかく驚きの連続でした。法律論が難しいのはわかりますが、難しすぎるのは本末転倒のような気がします。何を守るのでしょうか?
オウムや筋弛緩剤の裁判、さらに裁判委員制度など、専門的でわかりにくいのですが、かなりの問題を含んでいそうです。
http://tokkun.net/jump.htm
★大阪地裁所長鳥越健治さん(現広島高裁長官)が路上で襲われ重傷を負った事件で、大阪家裁は23日、無実を主張していた高校生の少年(16)について「捜査段階の自白は信用できる」として強盗致傷の非行事実を認め、中等少年院送致とする保護処分を決定した。
事件では同地裁が20日、少年らの自白の信用性を認めず「(少年を含む)5人で事件を実行したという起訴事実は明らかに成り立たなくなった」として、共犯とされたトラック運転手☆敦史被告(31)ら2人に無罪判決を言い渡したばかり。刑事裁判と少年審判で判断が分かれる結果となった。★
という、まったく地裁と家裁でまったく逆の判断ですが。
本書で著者が指摘する裁判官のおかしな判決や裁判官の人格が仮に半分が事実だとしても、驚きを隠せませんでした。裁判官は正義の味方であり、真実を追求するのもだという概念を根本的に覆される内容でした。
15章に渡って具体的な判例を挙げ、徹底的に裁判官を批判しています。裁判官を、エリート意識の塊であり、世間知らずの無知であると述べられています。
単に著者の感覚だけでなく、取材に基づいた内容であり、実際におかしな判決を言い渡した裁判官の実名を挙げ、直接取材も行なっています。
読んでいく中で、怒りにも似た感情が自分に湧き起こってくるのが分かり、早急な司法改革が望まれる思いがします。とにかく驚きの連続でした。法律論が難しいのはわかりますが、難しすぎるのは本末転倒のような気がします。何を守るのでしょうか?
オウムや筋弛緩剤の裁判、さらに裁判委員制度など、専門的でわかりにくいのですが、かなりの問題を含んでいそうです。
裁判官が日本を滅ぼす新潮社詳 細 |
http://tokkun.net/jump.htm
「裁判官が変」というトピックスの書物はいくつか見かけるようになりましたね。司法試験の問題などを見てみると、さもありなんというような変な問題が並んでいたりします。
司法の機能が国民から不信の目で見られる社会というのは極めて不幸なものです。司法界も抜本的な改革が急務だと思われます。
しかし、裁判官がこれでは困りますし、何よりも国民から信頼されない裁判制度の国になってしまったら最悪ですね。