ときわの広場

ときわ動物病院のコミュニティ。診療のお話やしつけ教室の様子など、ざっくばらんに綴っています。

エキゾチック診療科8 ジャンガリアン・ハムスターの増殖性腫瘤

2013-11-03 16:22:34 | 院長のつぶやき
こんにちは、岡村です。


巷でよくみられるハムちゃんにはゴールデン、ジャンガリアンが圧倒的に多く、
たまにロボロフスキーをみかけるくらいです。
つばらな瞳がとても魅力的で、その動きをみていても、なかなか飽きることがなく、
かわいらしい姿に魅了されます
ハムスターアニメなどもありましたが、昔から今まで、
お子さんが飼育されていることも多く、非常に飼いやすい動物です。


お腹の脱毛が理由で受診されたジャンガリアンのキングくん。
お腹に大きなしこりがあることがわかりました。
よくご相談した結果、
本人の生活の質をおとしめているのならば、切除することとなりました。

Cimg0850


手術にもよく頑張ってのりきってくれました

Cimg1396


この腹部のしこり、ジャンガリアンハムスター独特の病変です
ジャンガリアンハムスターは、増殖性腫瘤というしこりができてしまいます。
日本では、東京大学や日本大学から発表された文献があり、
男性ホルモン依存性に増殖する皮膚腫瘤です。


Cimg0859


切除後は、術前に比べると動きが活発になったとのことでした
この腫瘤は良性の病変であることが多いのですが、
生活の質をおとしめる可能性はあります
同じようなしこりがあるハムちゃんについて、
全てが同じ腫瘤ではありませんが、
治療方針については十分ご相談する必要があり、
今回、とても喜んでいただけて、やってよかったです
キングちゃんよく頑張りました


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