降って来るもの

写真と散文とぽえむ

書く

2017-03-30 04:40:04 | 自然

          書く Ⅶ

書く事が途切れてしまえば

書けることを喪失してしまえば

僕の日常は千切れる

 何処かに

血腫のような塊があって

 何処かに

血栓のような行き止まりがあって

-イノチが流れにくくなる

 

怯えながら

慄きながら

 表裏一体のように

その理を

骨身に染み込ませてきた

 

書く事で生かされてきたから

書けることが救いだったから

 

書く事や書けることから

絶縁されたときに

-イノチは行き場を失って

-訳もなく忿怒する・・

 

 

僕はたくさんのものを書いて

書けるだけの分量を熟して

 沢山の時間に

イノチの匂い掛けをしてきた

 其々の分秒に

イノチの意味付けをしてきた

(それはまるで、私小説の)

全ページに亘るト書きのように・・

 

イノチをその様に養ってきたから

書く事の終焉に立ち会った後で

僕の一つのイノチも

 臨終を迎えるに違いない

 

 

敵いっこない感性を

抱える人も

確かに居る

燃やす闘志が

湧いてこない程に

打ちのめされる

鋭敏さに

出合うことが

稀に有る

そんな時には

ただ頷いて

項垂れて黙って

擦れ違うのだ・・

03/30 04:40:04

 

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