時は時なり

四季折々の季節を感じる写真とデジカメサークルの撮影会の作品で記録していきます。

クズ

2009-10-23 | 秋の七草

葛(=くず)は、「つた」とか「かずら」とも読むようにツル性の植物です。

河原、堤防、道端等あらゆる場所に自生しています。荒れた畑に生えるとその駆除はとても厄介です。

根からは葛粉が採れ、漢方の風邪薬である葛根をが得られます。それより葛餅はもっと身近な存在で馴染みが深いです。

(撮影地 八百津蘇水峡公園)

 

 

     

 

 

     

 

 

  (撮影 2009/9/23)

 


ススキ

2009-10-21 | 秋の七草

薄(=すすき)を見ると、遠い昔の思い出が蘇ります。

薄=中秋の名月とダブります。その中秋の名月のイベントがありました。私の実家の方では、15夜のお飾りは盗られたら縁起がいいと伝えられていました。

15夜のお飾りは、団子に果物に薄です。それを狙って子どもたちは昼間のうちに、道具を作ります。

竹竿に魚を捕るヤスや釘をつけて、お飾りの団子や果物を失敬するのです。天下公認の子供窃盗団がその夜は歩きまわります。

たった1つだけルールがありました。見つかったら盗らずに逃げることになっていました。

後年、このような話をする各地に似たような風習があったようです。

 

(河川環境楽園および八百津にて)

 

 

     

 

 

     

 

 

(撮影 2009/9/21、23)

 


フジバカマ

2009-10-17 | 秋の七草

藤袴の花は薬品臭い。葉を干すと香りを生じ、桜餅の香りと似ているので想像がつくと思います。

平安時代の女性は、藤袴を干した茎や葉を水につけて髪を洗ったと伝えられています。

日本では絶滅危惧種です。

 

(河川環境楽園にて)

藤袴と女郎花

 

     

 

 

     

 

藤袴と彼岸花

 

(撮影 2009/9/29)

 


オミナエシ

2009-10-16 | 秋の七草

女郎花(オミナエシ)どんな謂れでこんな漢字の表記をするのか。

調べてみると古今和歌集で「女郎花」の表記が定着したようだ。花には独特の異臭があり、あまり好まれている花ではない。

(河川環境楽園にて)

 

     

 

 

     

 

 

(撮影 2009/9/29)

 

 


キキョウ

2009-10-01 | 秋の七草

秋の七草の代表格の桔梗。河川環境楽園で見かけた白花の桔梗です。一般的には紫色の清楚な花が咲きます。一時盆栽に没頭していた頃、草もの盆栽として最初に育てたのが桔梗でした。

 

お盆のころお墓に植えてあった桔梗のつぼみを押すとパチン・パチンと音を立てて破裂した快感を今でも覚えていています。いつ頃のことだったのでしょうか。

 

 

     

撮影には少し遅かったようです。

(撮影 2009/09/23)