腕時計修理専門店・トゥールビヨン店主のブログです
腕時計の修理の詳細や腕時計のトリビア、店主の個人的な趣味の話などを気の向くままに書いております。
 



数日前、男性(50歳くらい)のお客様がカシオのG-ショックを持ってこられた。

お客様「自分で電池交換しようとしたが、上手くいかない」

現物をお預かりすると、確かに外さなくてもいいパーツが外されている。

店主「うっ!結構バラしましたねぇ。ちょっと見てみますので、10分か15分ほどお時間ください」

とお預かりしたが、どうやって組むのかサッパリ分からない。

アナログ時計ならまだしも、デジタルウォッチは厳しい。

こりゃメーカーサービス行きだなぁ、と思っていたらお客様が戻ってこられた。

カシオのサービス送りになることを説明したら、諦めてそのまま持って帰られた。


裏蓋にプラスのネジが4つ。

家には偶然精密ドライバーがある。

蓋を開けたら簡単に電池の入れ替えくらいできる...


男の子なら開けたくなるのは当然。

店主も小学生の頃、家のラジオを理由もなくバラバラに分解して親に怒られたクチだ。


「自分で開けてみた」と持ってこられるお客様は年に数件いらっしゃる。


アナログ時計なら裏蓋を開けて電池を入れ替えるだけでいい(それもキチンとした工具を揃えた上での話)んだが、デジタル時計はちょっとややこしい。

電池をセットした後、電池のプラス面とムーブメントのACをショートさせて一回リセットしないと正常に作動しない。

更にG-ショックは殆どが200mの防水時計。

防水検査は?
パッキンの劣化は?
パッキンにグリース塗った?


餅は餅屋。

やっぱり自分で開けずに時計修理屋にお任せください。

裏蓋を開けただけで持ってこられた場合は殆どがセーフなのだが、バラバラに壊してから持ってこられたらお手上げ。

修理の可能性大です。


バラしたG-ショックは1万円以上するデジアナタイプの上位機種。

もったいないです。



では、修理品のご紹介。
こちら↓

ブルガリ アルミニウム クロノグラフ Ref.AC38TA 自動巻き

大阪府箕面市在住のT様所有。
分解掃除、テンプ調整、パッキン交換、防水検査(日常)を行いました。

アルミとウレタンの異色コンビで業界を震撼(震撼は大げさか)させた、ブルガリのアルミニウムです。
自動巻きクロノグラフモデル。
スモールセコンド(秒針)は文字盤3時位置。
T様大事にお使いくださいませ。


小さい頃から図工や裁縫が得意だった腕時計修理専門店トゥールビヨン店主
モデラーでしたし。

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