Tokai University Kihara Lab

・・・研究室の活動記録・・・?

カタツムリ

2009-06-23 04:45:06 | 木原より
マルタで夏眠!



これブドウですね。
マルタにもおいしいワインがありまして、
ですからブドウ畑が島のあちこちにあります。

ところで・・・・・

でも変なのですよ。
このブドウ畑。
よーく見てくださいね。



ブドウ畑にたくさん支柱が立っています。
そのたくさんの支柱の先端、よーく見てくださいね。

これ飾りではありませんよ。


!!!!!!


なんと ぜんぶカタツムリなのです。



ウチの奥さんこれ見たら 「ギャー!」ですかね。
(あの アメフラシの時のように・・)

でも なぜでしょう?
動いている気配は無し。かといって死んでいるようではない。

不思議ですね。
暑いのだから葉の裏や土の中にいればいいのに。
カタツムリは暑く乾燥すると夏眠するようですが、それにしてもなぜわざわざ日光の当たる支柱の頂上に?
暑いですよ!
先日から理由を考えていますが 思いつきません。

坂田先生が「砂漠のラクダはなぜ太陽に向くか」(「砂漠のラクダはなぜ太陽に向くか?—身近な比較動物生理学」著者:坂田 隆、(株) 講談社 ブルーバックス)という本を書いて、そのなかでラクダのユニークな生態を紹介していますが、どうも同じような理由でもなさそうですし・・・

(ところでこの本 比較動物生理のとてもおもしろい本です。学生諸君。とくにウチに来る学生は“買って”読むべし。そしてシンポジウムで 筆者に直接 鋭く!質問すべし。 ちなみに 温泉宿で私が坂田先生の大披露宴の司会をした話は・・ また機会があれば・・あははは。)


それにしてもおもしろいですね。
こんなところにも。畑の中の板壁です。
やっぱり高いところにいるのです。




これ誰か調べてレポート書きませんか?
それとも来年、マルタでカタツムリの生態実験して卒論書きますか?

海洋生物と関係ない? まぁ いいじゃないこの際。


海外に出ると いろいろなおもしろいことに出会えて すばらしい!

そして 学生も海外に積極的に出るべし、だなぁ と思うのでした。


おしまい

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