リカバリー志向でいこう !  

精神科医師のブログ。
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TPPをめぐる自民党内の動き

2013年02月28日 | Weblog
安倍首相はどうしてもTPP交渉に参加したいようです。

地元からTPP反対を主張して当選した自民党の務台俊介衆議院議員に、党内の雰囲気はどうなのか、反対派としてどのような動きをするのか、市民にできる事はないかをメールで尋ねたところ、さっそく丁寧な御返事をいただきました。

「自民党の中の雰囲気は、反対派もまだまだ多いです。
しかし、安倍総理がオバマと直接会ってあのような共同声明を発出した以上、交渉に入らないという選択肢はあり得ないという認識も広がっています
例外ない関税撤廃を前提としないという選挙公約がクリアーされ、選挙公約に反しないという認識なのだと思われます。
「危機管理」の観点からは、起きた事態に対応できるよう、中身の議論をしっかりと党でチェクしていくということが現実的なのかもしれません。
私はあくまでも反対していきますが、交渉の中身についても重大な関心をもって議論に参加する覚悟もあります。
なお、世論が交渉参加を支持しているというのも総理が前向きになっている理由の一つだと思います。」


あれれ?という感じです。



世論はTPP参加を本当に支持しているのでしょうか?
あのような茶番劇で国民をだましたつもりなのでしょうか?
しかし大手マスメディアが異常なほど同じ論調でTPP交渉参加推進のムードをつくり交渉参加を既成事実化しています。

きっとこれからはマスコミもTPPに関しては黙り込み交渉は目の届かないところで秘密裏にすすむのでしょう。
なし崩し的に民主主義の根幹の破壊へと突き進んでいくことに空恐ろしさを感じます。



国会議員には中央できちんと動いて声をあげてくれることを期待したいのですが・・。
市民は政治が機能するように議員を応援(監視)しましょう。


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