トホホなおやじのから元気

母介護のため退職するも
家内の反対で地元に再就職
でも介護に会社の理解は得られず、
2016年介護離職した64歳

思い返せば

2017-11-20 07:12:08 | 介護
これまでの母介護についての感想です。

母は現在、要介護2。ケアマネは、「現状だと、申請すれば恐らく要介護3になりそう」といいます。

介護度があがると、保有ポイントがあがる反面、単価もアップします。

介護サービスを追加しないのであれば、介護度があがると個人負担額があがるので、介護度審査申請はまだしていません。

母は現在、週4日デイサービスを利用しています。

デイサービスはおおよそ9時には迎えに来てくれるので、もし私が退職していなければ、9時半に出社可能だったでしょう。

帰りは4時です。それに間に合わせるには、3時半には退社しないといけません。

施設に迎えに行くとしても、恐らく4時半には退社しないと間に合わないかな。

でも、遅くても大丈夫な施設探せばあったのかも。



現在の施設なら、9時半出社の3時半退社。いわゆる時短の働き方ですね。1日5時間労働、週25時間が許されたか不明ですが。

週5日施設利用となると、当時では保有ポイントオーバーで、オーバー分は100%自腹で、いくらぐらいになったのだろう。



ふりかえると、わずかながら介護離職しない方法はあった気がします。

具体的に「ここまではクリアできるから、あとはここが解決すれば、いける」と、主導してくれる人がいたら、どうなっていたか。

当事者としては、当時そういことを調べる心の余裕がなかったという気がします。

「前提」と思っていたことが変われば「結論」も変わる。でも「前提」を変える発想ができなかった。



母と同居を始める前、帰郷する際に退職を一度決心したことが災いした可能性もあります。

転職時の労働条件を変更してまで転職先に残ろうとしなかった。

残りたいと思える会社ではなかったというのもあったし。



これまでに得た介護に関する知識を持って、当時に戻ったとするならば、自分はどうしていただろうか・・・・



社会に貢献するという観点からは、会社に残っていたほうが微力ながら貢献できた気がしますが、

自分自身がやらなければならない事という点においては、やはり退職せざるを得なかったと思います。



ということは、自分は介護のために離職したのではなく、宿題が溜まって離職したということです。

つまり、介護離職ではなく、課題離職です。

課題離職・・・・勝手に名づけましたが、考えれば昔から存在していました。

サラリーマンや主婦を辞めた子が、親の老舗を継ぐというようなケースです。

そういうのをなんというのだろう。世襲離職?

うん。課題離職改め世襲離職にします。^^

わたしはたぶん世襲離職したのでしょう。

自営業じゃないけど。
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2 コメント

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仕事 (はーちゃん)
2017-11-20 09:54:01
とほさんは、若くして退職してしまったから、
色々考えるんでしょうね。
でも、お母さんの介護のために、実家へ戻られたというのは、
とほさんの気持ちや中身が違っていたとしても、
事実は事実なので、それは、すごいなと思っています。
私たちには、とてもまねのできないことだと思います。
実際、私たちが同じ立場に立ったとして、同じことは、
できなかったように思います。

話は少し逸れますが、私も最近、仕事を辞めたことを
後悔はしていないのですが、まだまだ働けたなぁ
と思ったりしています。
それは、社会貢献などというものではなく、現実の
生活に関してです。
仕事をしていれば、問題なく買えたものも、今では、
我慢することも多くなってきました。
そういう意味で、ずっと働いていたら、もっと生活が
楽にできたのになぁ・・・なんて、今更ながら思います。
もっとも、私も前の会社にいたくなかったというのが、
一番の理由でしたが。
はーちゃんへ (とほ)
2017-11-21 08:30:03
母が一人暮らしできないレベルだったので、同居しないといけませんでした。
母を千葉に呼ぶことは選択できなかったので、自分が行くしかないと。
同じ状況であれば、はーちゃんも同じことをされたと思います。
むしろ、遅かったというか、放置してきたというか、両親にまかせっきりというか・・・

まだまだ働けたけど、会社にいたくなくて辞めたけど、経済的には残念・・・・って、なるほど自分もそうです。
年金だの健康保険だの、給与引き落としだったのが、身銭で支払う額にびっくりして、ちょっと残念て気持ちがありました。
現役時代は、教育費が重くて、節約生活に慣れていたので、辞めても経済的には大丈夫と思っていましたが、思いのほか社会保険費用が高かった。
そして、社会から外れた感じもします。
働くことは、社会に関わることでもあったなと。
その両方を満たすには、働くのが一番かと。
ま、とりあえず起業した会社で社会貢献目指します。

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