東北本線、全線全駅歩き旅のブログ

旧東北本線、田沢湖線、花輪線に沿って歩きました。
青森駅-東京駅間を線路沿いに歩きながら全ての駅に立ち寄りました。

JR釜石線沿線歩き旅 (1)

2017年07月12日 | JR 釜石線沿線 歩き旅
JR釜石線沿線を歩く旅 (1)


今年(2017年)4月にやっとJR花輪線沿線の歩く旅を終えた。

身体の調子はさほど悪くないのに毎日だらだらと過ごしており「これではイカン!」と思う日々が続いている。

鉄道線路に沿って歩く旅を始めてからもう7年目である。
盛岡駅を起点にして東北本線は青森駅から東京駅まで、田沢湖線は盛岡駅から秋田駅まで花輪線は好摩駅から大館駅まで歩いた。
JRの営業キロは東北本線740キロ、花輪線149キロ、田沢湖線127キロなので合計1016キロとなった。

おお、1000キロも歩いたぞ! と、勝手に喜んでいたのだが。
7年もかけて歩いているのだから、さほど自慢できることではないのだ。

子供が学校への通学に毎日往復4キロ歩くというのは珍しくはないだろう。
年200日通学するとすれば一年で800キロも歩いているのだ、小学校6年間で4800キロも歩く計算になる。
普通に通学しているだけなのに日本を縦断往復!すごいことだ。

そんなつまらない計算をしながらも次はどの路線を歩こうかと思案する。

JR釜石線沿線を歩くことにした。
この路線だと遠野駅あたりまでなら日帰りが出来る。
そして魅力的なのは「SL銀河」の運行があることだ。

SL銀河の機関車「C58ー239」は盛岡市にある岩手県立運動公園内に保存されていた蒸気機関車である。
買い物や散歩の途中でいつも見ていた機関車だった。
このSL銀河の写真撮影も兼ねてJR釜石線の沿線を歩いてみようと考えた。

SL銀河の運行は土・日曜日なので歩くのも土・日ということになる。


花巻駅ー>似内駅 距離3.5Km 2017年06月25日(日) 


前日の土曜日は快晴で最高気温がほぼ30度になった。
こんな日に歩くと強烈に日焼けするし熱中症で倒れるかもしれない。
気弱なようだが自分の年齢を考えると無理はしないほうが良い。趣味でやっていることなのに倒れて救急車の世話になるようなマネはしたくない。
今日の天気予報は曇り、夕方から雨になるらしい。これなら日焼け対策しなくても大丈夫だろう。
SLの撮影に雨降りというのは嬉しくないけど仕方ない。
雨具はディパックにポンチョを入れた、濡れた時のための用意にタオルも持つ。

今回の起点になるのは花巻駅である。いつもの時刻に起きて車で花巻駅へと向かう。

花巻駅近くに車を停める。
天候はどんよりとした曇り空、ときどき霧雨というところだ。



駅をバックに写真を撮る。



ディパックにはお昼に食べるパンとペットボトルの水とお茶各1本、雨具と着替え、カメラの望遠レンズとバッテリー、スマートフォン用にモバイルバッテリーなどが入っている。
SLの撮影には三脚は必須だが荷物を軽くしたいので今回は持ってこなかった。

花巻駅には「SL銀河」グッズの販売やらポスターなどがあり雰囲気を盛り上げている。



機関車はC58型なので「C58日記」というものある。



「シゴハチのつぶやき」の「これから暑くなるけど、水分取りすぎに注意してね。」という箇所がどうも気になる。
暑くなるから”熱中症予防のために”水分を摂りましょう。
と言うのなら分かるが、この文章では暑くなるから水分を控えましょうと言っているように思えるのだ。
まあ、1940年生まれの機関車のいうことだからなあ、もう77歳なのでちょっとボケて見せたというところかな。


時刻は午前9時ちょうど。駅を背にして歩き出す・・とその前に、駅前に例のモニュメントを発見。



やはり駅には銅像が設置されていたのだった。前回2010年8月に歩き旅でこの駅を訪れているのだが気が付かなかった。
「やすらぎの像」とプレートにある。なんとなくニューヨークにある自由の女神像に似ているような気もする。
案内には太平洋戦争中に花巻市が空襲に遭い、その犠牲者の追悼のための像だとのことである。

花巻市街を抜けて北上川を渡る。





川を渡ってしまってから気が付いたのだが隣の似内駅へは川を渡らないほうが近かったのだった。
花巻市にはなんども来ているので地図をよく見ないままに歩き出したのが失敗だった。

ここ花巻市は宮沢賢治の故郷なので賢治ゆかりの場所が多い。



橋の近くには「イギリス海岸」への案内もある。



なぜ川なのに海岸? それもイギリスというのも不思議と思えるのだが。

わたしの故郷もそうなのだが岩手県の内陸部は沿岸部とはかなり距離があり交通も不便だ。
いまでは高速道路もあるし鉄道もスピードが出せるようになっているから、花巻から沿岸部の釜石市まで快速列車で2時間以内で行けるが昔は”日帰りがなんとかできる”というほど海は遠いところにあったのだ。

ましてイギリスなどはいまの南極への旅よりも遠いところ、憧れの地であった。
いやいや、明治初期から日本人は世界各地へ出かけていたのだよ、という人もいるだろうが北東北の寒村にあってはそんなことは夢の世界だった。実際わたしの子供のころでも外国へ旅行に行くことなどは夢でしかなかったのだから。

だから宮沢賢治は北上川の”川岸”で憧れのイギリスを想うしかなかったのだなあ。

と考え事をしながら歩いてやっと似内駅に到着。



時刻は10時30分だ。駅間距離が3.5キロしかないのに遠回りしたので90分もかかってしまった。

このことがあとで疲れを倍増させることになった。

錆と文字のかすれ具合が実にシブイ踏切。



似内駅はプラットホームを2面使用している。



さほど乗降客の多い駅とは思えないし、隣が花巻駅だから列車のすれ違いのためというのも無さそうに思えるが・・はて?



JR釜石線の愛称は「銀河ドリームライン釜石線」である。





岩手県には第三セクターの「IGR・いわて銀河鉄道」の路線もあるので紛らわしい。

駅名の下には「ラ・マールボールド」とエスペラント語で書いてある。

うーむ、ポエムの世界だな。

だが周りを見れば現実に引き戻される。



駅への案内板は「外れて落ちちゃったけど、面倒だから針金で括り付けてしまった」というのがありありなのだった。






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