東北本線、全線全駅歩き旅のブログ

旧東北本線、田沢湖線、花輪線に沿って歩きました。
青森駅-東京駅間を線路沿いに歩きながら全ての駅に立ち寄りました。

JR釜石線沿線歩き旅 (7)

2017年07月18日 | JR 釜石線沿線 歩き旅
JR釜石線沿線歩き旅 (7)
岩根橋駅ー>宮守駅 距離 3.4Km 2017年06月25日(日)

隣の宮守駅までは3.4キロだから普通に歩いて1時間はかからないハズである。
だが足が疲れていて思うように動かない。
雨が強まってきたならここであきらめるところなのだが、運が良いのか悪いのか雨は止んでしまった。

意を決して歩き出す。
遠くに「めがね橋」のような橋が見えているが、あれは有名なめがね橋ではない。



SL銀河の撮影スポットであるめがね橋はこの先にあるのだ。

道路わきのフェンスも銀河鉄道のデザイン。




よろめくように歩きながらもマンホールの蓋を見つけてはシャッターを押す。



”宮守”と大きく書いてあるのがなぜか嬉しい。
そしてこちらには”銀河鉄道”と書いてある。



想像するに”銀河鉄道バージョン”は最近作られたものだろう。
SL銀河は2014年からの運行である。

おお、やっと宮守駅が見えてきた。



あの道路の少し上の民家のあるあたりに駅があるはずだ。



このように橋の欄干にもSL銀河があしらわれている。
近くの運動公園の名前も”銀河の森”なのだった。

細い旧道に張り付くように民家が並ぶ。もう駅は目の前だ。





なぜか無駄に広い宮守駅前の広場。



かつてはこの駅前からあちらこちらにバスの便があったのだろうと思われる。



その宮守駅もいまは無人駅だ。



やはりSL銀河をめがね橋で撮影しようと訪れる人が多いのだろう、しっかりと案内板があった。





今日歩いた距離はJRの営業キロで25.1キロメートルだが、花巻駅から土沢駅間を遠回りしてしまったので実際に歩いた距離は29キロを超えていた。

プラットホームにある待合室に入る。上り列車が来るまで15分ある。



周りに誰もいないのを確かめて上半身裸になってタオルで体を拭く。

シャツは絞れるほど汗で濡れている。


このプラットホームにも腕木式信号機があった。



わたしはこの信号機を見て15年前に乗ったミャンマーの鉄道を思い出した。

世界遺産に登録されているパガンという町の駅からマンダレーという町まで鉄道で旅をしたのだが、列車の窓から見えた腕木式信号機に驚いたのだ。

信号機のバランス用の重りが石を針金で括り付けてあるだけだったのだ。





当時のミャンマーは軍事政権下にありアメリカなどからの経済制裁を受けていて国内のインフラはかなり悪かった。(世界一の貧困国といわれたりもした)





鉄道もバスも信じられないほど古いものでメンテナンスもされていないようだった。

車両のサボ(行先表)はチョークで車体に直接書いていたし、





線路は恐ろしいほどうねっていて揺れるだけでなく座っていてジャンプするほどであった。



そんなものだからスピードは出なくて自転車に追い抜かれる始末。



パガンを発車したのが午前8時過ぎだがマンダレーに着いたのは午後5時半だった。



パガンとマンダレー間は直線距離で150キロほどだが所要9時間、平均時速17キロメートルほどしかないのだった。これでは自転車に追い抜かれるわけである。

日本の鉄道と比較するのがそもそも無理というものだが面白い体験だったなあ。


そんなことを思い出しながら列車を待つこと10分。

花巻行き午後5時28分発の列車は定刻通りやってきた。
ワンマンカーなので列車の中で「乗車駅証明書」を取って花巻駅で清算をする。



運賃は500円だった。



さて花巻駅に着いて列車を降りようと立ち上がろうとしたのだが、足が痛くて立ち上がれないのだ。
岩根橋駅から宮守駅まで無理をして歩いたのが悪かったようだ。
ものすごく疲れていたのに急ぎ足で宮守駅へと歩いたし、途中に坂道もあったので足に負担がかかり過ぎたらしい。
手すりにつかまりなんとか立ち上がる。

駅を出て駐車場へと歩くのだが、痛みが強くなってきて普通に歩けないのには困った。
それでも足を引きずってなんとか駐車場までたどり着いた。
駅からたった1キロのところだが30分以上もかかってしまうし、靴下を履き替えようとしたが痛くて屈めず足に手が届かないのだ。
仕方がないから靴下はそのままで30分ほど車の中で身体を休める。

疲れ果てて倒れるというのはこんな状態のことを言うのだろうか。
いままででこれほどに疲労困憊した経験はない。

今年4月末にJR花輪線の十和田南駅から大館駅まで29.2キロを歩いたときは「あと5キロくらいなら歩けそうだ」と思ったものだが、急に弱気になって「やはり一日で歩く距離は20キロまでかな」などどしょんぼりしてしまうのだった。

このあと2日ほどは足が痛くて歩くことがままならなかった。やはり年寄りは無理をするものじゃない。


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