黒じぷたの漂流日記

Withうつ病で暮らしているらしい。

おせち・ボルシチ・宝満山

2017-01-03 23:59:40 | 日記
予定通り、おじおばが住む田舎の公団へ行ってきた次第であります。

最後に行ったのが、30年くらい前なので、当たりの様子が一変していた。

駅前は再開発され賑わいを奏し、道路も整備され、ショッピングモールや大型スーパーが出店。

とても便利になっていた。

おじもおばもとても喜んでくれて、こちらが恥ずかしいくらいでしたよ。

ただ危惧していた「腹いっぱい食え」攻撃は休むところを知らなかった。

まずおせち。三段重。おばが作ったものではなく購入ものという。

これに野菜の煮物と、いかと大根の煮物と、スモークサーモンサラダと、白菜の炒め物が

卓を賑わす。こちらはおばお手製の料理。

老夫婦だけでは食べきれないから食べて行ってくれと、にこにこ顔で言う。

もう中年なんだから量は食えねえと伝えているのだが

たくさん料理を出すのがもてなすこと、って考え方があるようで私の話など聞き入れてはもらえません。

とりあえず一通りつまんでいると

「あなたのお父さんが生前好物だったから作ってみた」ロシアの煮こみ料理のボルシチ登場。

牛のすね肉を使った本格的なもの。それをシチュー皿になみなみ注いでくれる。

そんなボルシチをずるずるすすっていると

「珍しいものを頂いたから」宝満山なるものを出してきた。お菓子だ。

羊羹のような形状で食感は厚焼きだし巻き卵、というか固焼きカスタードプリンというか。

味は不二家のミルキーっぽい、っていうかものすごく甘い。

ここで私の満腹中枢はMAXを指す。

その他、雑煮、ハム、ラスク、煎餅、ビール、「コーラもあるわよ」

やはりおじおばは、私を中高生くらいに思っている。

いろんな意味で限界に達し、おいとますることを告げると

「えっ、晩御飯食べて行かないの?」行かないよ。

煎餅などのお土産を持たされ、私は帰宅したのであった。

恩返しもなかなか大変なのです。





コメント (2)
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