とどろみの森学園 PTA

とどろみの森学園PTAのブログです。PTAの活動を紹介します。

平成29年度 地区委員会交流学習会

2017年06月20日 | 地区委員会

6月2日にグリーンホールにて地区委員会交流学習会がおこなわれました。

「箕面市の子供の状況について」箕面市青少年指導センター館長代理 板東将庸(まさつね)氏の公演と各校の地区委員との意見交流を行いました。

公演では、青少年指導センターがどういった活動をしているのかお話していただきました。青少年指導センターが把握している箕面市内の小中学生の問題行動や相談件数や不審者情報について過去3年間のデータをもとにお話いただきました。
小中学生の問題行動の多くは窃盗や万引き、親のお金を持ち出して買い物するなど非行一般だそうです。親のお金を持ち出すことについては、子供への注意はもちろんですが、大人のお金の管理の仕方も考えるべきではないかと思います。
あと、携帯電話やスマートフォンの普及により、トラブルが多く発生していることもあげられました。トラブルに巻き込まれないように、家庭でのルールづくりを徹底していかなければならないと感じました。

不審者情報については、下校時間に発生率が高いとのことでした。被害については、声をかける、あとをつける、写真撮影、手首をつかまれるなどがあげられました。
現在箕面市では、子供の安全に関する活動として、「こども110番」のプレートとステッカーを協力家庭や商店につけてもらっています。現在は1800件ほどの設置がされているそうですが、2000件を目指して協力をお願いしているそうです。

次に28年に実施されたステップアップ調査について話していただきました。
箕面市は全国と比べ、先生や家族から期待されているという自己肯定感は高いが、将来、あんな人になりたい、こんな事がしたい、こんな仕事につきたい、夢や目標があるかという自己肯定感は低い、近所の人に会ったときはあいさつしているかという規範意識が低いようです。
また学校にいくものを前日に確かめているかという生活習慣も、全国と比べると低い傾向にあるようです。忘れ物を親のせいにする子供が増えているそうですが、日頃から用意は自分でするという習慣を身につけるのが大事だと思いました。


意見交換では、各グループに別れて登下校時の見守りの仕方について各校発表しました。
登校時よりも下校時に不審者の発生頻度が高いので下校時の見守りを強化する必要があるのではないかといい意見が多く出ました。保護者、地域住民が協力して子供たちを見守っていくことが大切だと感じました。

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