轟クルマ文化研究所

日本のどこかの片田舎、今日も所長の声が響いています。
「馬鹿モン!あれほど雑誌を鵜呑みにするなと言うとるじゃろ!」

トヨタ C-HR

2016-12-30 18:27:45 | TOYOTA
助手 「トヨタからC-HRが発売されましたね。」

所長 「じゃな。」

助手 「ここ最近のトヨタのクルマで一番カッコいいんじゃないですか。」

所長 「言えとるの。」

助手 「サイドのアンダー部分をブラックアウトしてボディを薄く見せてるのが少し反則のような気もしますけど。」

所長 「先代のCX-5とかルノーのルーテシアなんかとおんなじ手法じゃな。」

助手 「ですね。あと日産のジュークと同様のコンセプトだと思いますけど、後から出た分C-HRの方がカッコいいですよね。」

所長 「ジュークが出たのって2010年じゃし、6年も前に出たクルマと比べて勝ってもしょうがないじゃろ。」

助手 「そんなになるんですね。出たときはびっくりしましたよね。コンセプトカーがそのまんま出たって感じで。」

所長 「じゃったのぉ。ま、見慣れてきたと言っても、他のクルマと比べるとやっぱり奇抜なデザインじゃがの。」

助手 「ですね。それにしてもトヨタがこんなカッコいいクルマを出すとは驚きました。プリウスにしろシエンタにしろ、攻めたデザインをしてますけど、素直にカッコいいとは思えませんでしたしね。」

所長 「どっちもアクの強いデザインじゃしな。」

助手 「それがC-HRはコンセプトカーの段階からいいと思ってましたけど、市販版になってもほとんど劣化してませんよね。キーンルックもこのクルマなら素直にいいと思えますし。」

所長 「キーンルックも見慣れてきたんで、あんまり違和感を感じなくなってきたのぉ。現行のヴィッツの顔つきなんか、前期型よりも随分と男前になった気がするしのぉ。」

助手 「まぁ、ヴィッツはマイチェン前が酷かったですしね。」

所長 「なんにしろ、トヨタのキーンルックもようやくお客の嗜好と合ってきたんじゃないかのぉ。」

助手 「そんな気がしますね。これからのトヨタのデザインが楽しみになってきましたね。」

所長 「それにしてもトヨタの新型車って随分と久しぶりなんじゃないか。」

助手 「今年出たのってパッソにルーミー、タンクとダイハツのOEMばっかりでしたしね。トヨタ製としては昨年のプリウス以来ですし、ちょうど1年ぶりですね。」

所長 「最近はエスティマやマークXにプレミオ・アリオンなんかの延命措置のマイナーチェンジでお茶を濁しとるのが目に付くのぉ。」

助手 「ですね。ラインナップの見直しをしてるって感じが強いですよね。グローバル売れるクルマと、国内で売れてるクルマを強化してるって感じですよね。」

所長 「ま、今までが車種が多過ぎたワケじゃし、絞り込むのは当然と言えば当然なんじゃろうけど。」

助手 「ですね。それだけ新しいモデルにはチカラが入りますし、失敗は許されない環境に置かれるんでしょうね。」

所長 「そういうコトじゃな。」

助手 「そういう状況の中で登場したC-HRですけど、販売も期待できそうですよね。」

所長 「そりゃ売れるじゃろう。このデザインでプリウス譲りのハイブリッドじゃろ。売れん理由が思いつかんわ。」

助手 「ですよね。このクラスはこれまでホンダのヴェゼルがよく売れてましたけど、C-HRがひっくり返すコトになるんでしょうね。」

所長 「じゃろうな。ヴェゼルってなかなかうまいトコを突いとったと思うんじゃ。ジュークやCX-3ほど尖がったデザインじゃない分居住性が高いし、見映えも他のより少し上のクラスって佇まいに見えるんじゃ。」

助手 「ああ、わかる様な気がします。ちょうど初代のCR-Vがヒットしたのと重なる感じですよね。」

所長 「そんな感じじゃな。C-HRとは価格帯が違うし、案外C-HRの影響は少ないのかもしれんの。」

助手 「そうなんですよね。C-HRって結構高いですよね。FFはハイブリッドしかありませんし、ターボ付の四駆よりも高いんですよ。これってどうなんでしょうね。」

所長 「ま、今の需要から見ればハイブリッドが一番人気になるんじゃろうな。ワシは四駆に積んどる1.2リットルのダウンサイジングターボの方がこのクルマに相応しい気がするんじゃがな。」

助手 「FFにも設定してもいいと思いますけどね。価格も安く設定出来そうですし、運転も一番楽しめそうでしょ。」


参考資料
トヨタC-HR(トヨタ自動車)
日産ジューク(轟クルマ文化研究所)
ホンダ・ヴェゼル(轟クルマ文化研究所)

コメント (4)    この記事についてブログを書く
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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (llll)
2016-12-31 11:18:09
確かにカッコ良いですが、出尽くした要素満載で、個人的に初代RAV4の様な新鮮味は感じないです。それに視界やヘッドルームを犠牲にすればカッコ良くなるのは当たり前だと思います。
Unknown (ミスター某)
2016-12-31 18:33:22
こんばんは。
「UNKNOWN」は止めてほしいとの事で、仮に「ミスター某」と名乗らせて頂きます。

トヨタでハイブリッド、かつそこそこスタイリッシュとなれば、
これは売れない理由はないでしょうね。

私個人的にはあまりそそりませんが…
Unknown (宇垂)
2016-12-31 20:58:39
llllさん

>確かにカッコ良いですが、出尽くした要素満載で、個人的に初代RAV4の様な新鮮味は感じないです。それに視界やヘッドルームを犠牲にすればカッコ良くなるのは当たり前だと思います。

確かにどっかで見たような感じで、新鮮味という点ではモノ足りないっていうのはわかります。

でもトヨタのクルマで素直にカッコいいって思えるのって、ずいぶんと久しぶりなんで、それだけであとは目をつぶってもいいんじゃないかって気も・・・。
Unknown (宇垂)
2016-12-31 21:05:55
>こんばんは。
>「UNKNOWN」は止めてほしいとの事で、仮に「ミスター某」と名乗らせて頂きます。

ミスター某さん、リクエストにお答えいただき有難うございます。今後ともよろしくお願いいたします。

>トヨタでハイブリッド、かつそこそこスタイリッシュとなれば、
>これは売れない理由はないでしょうね。

ですよねぇ。

>私個人的にはあまりそそりませんが…

ボクもカッコいいとは思いますが、購入しようとは思いません。
でもヴェルファイアやヴォクシーなんかのオラオラ系よりも、プリウスやシエンタみたいな意味不明なデザインよりも百倍いいと思います!
このクルマなら街に溢れても楽しめそうですし。



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